プチプラの王道『ちふれ(CHIFURE)』。ちふれ化粧品は基本に忠実ながら、新しい製品も着々と増えていますよね。クレンジングも種類が増え、どれがいいかな?と迷ってしまうほどに。
どのクレンジングが向いているかは人それぞれですが、口コミではどんな感じでしょうか?ここでは『クレンジングリキッド』、『クレンジング ジェル』、『クレンジング オイル』の3つの特徴や口コミを比較し、それぞれの傾向をチェックしてみました。
ちふれのクレンジング概要
ドラッグストアやスーパーでも見かけるちふれのコスメ。昔から同じ雰囲気ですが、時代とともに新製品も登場し、だんだん売り場がにぎやかになってますよね。店頭では限られた製品しか置いていないこともあるんですけど、ネットで見ると「え、こんなのもあったんだ」って発見も多いです。
クレンジングは、2018年8月現在で5タイプあります。W洗顔不要のリキッド、素早いメイク落ちが好評のオイル、保湿性の高いジェル、その中間のジェルクリーム、ふき取りもできるコールドクリーム。一通りの種類が揃っています。
ちふれのクレンジングの特徴は、成分がシンプルなことと思います。配合量まで開示された全成分表示を見ても、入っているのはクレンジング成分、洗浄成分(界面活性剤)、保湿成分、最低限の安定剤や防腐剤のみ。
基本に忠実な作りでどれも1,000円以下。最先端の技術を使ったり、新しい成分を入れたり、美容力をプラスした色んなこだわりクレンジングも魅力的とは思いますが、ちふれみたいにシンプルでプチプラのクレンジングもありがたい存在です。
ちふれ『クレンジングリキッド』
W洗顔不要が嬉しい。濡れた手でも使えるリキッドタイプです。低刺激性の洗浄成分をメインに、メイクや汚れが水でサッパリ洗い流せるようになっています。
主な特徴
- リキッドタイプ
- W洗顔不要
- 濡れた手OK
- 詰め替えあり
- 無香料 無着色
- 200mL 700円(税抜)
- 詰替用 600円(税抜)
保湿力を高めた便利なリキッドタイプ
みずみずしい使用感が好評のリキッドクレンジングですが、その反面乾燥しやすいこともありますよね。その乾燥感を補助するのが保湿成分の役目です。『ちふれ クレンジングリキッド』には保湿成分のBGが多く含まれています。
BGは歴史の長い保湿成分ですが肌への刺激の低さに評価が高く、似た性質のDPGやPGに比べ、敏感肌用化粧品やベビー化粧品に多く使われています。グリセリンよりはサッパリとした使用感でべたつきや重さがないのが特徴です。
W洗顔が苦手な人におすすめ
こちらはW洗顔が不要のタイプで、それもあって人気の高い製品です。ちふれの他のクレンジングは後で洗顔のいるタイプなので、W洗顔不要を求めるなら『ちふれ クレンジングリキッド』がおすすめです。
使用方法
- 適量の目安はポンプ2~3回分です。少し多めに感じる量の方がなじませやすいです
- 濡れた手でも使えますが、落ちにくいメイクには乾いた状態の使用がおすすめです。
- 適量を手に取り、指先を使って顔全体に優しくなじませます
- 全体になじんだら、水~ぬるま湯で十分に洗い流します
- オイルのように浮き上がった感じが少ないですが、水によって汚れが落ちるようになっています
全成分
ラウリルグルコシド(洗浄成分)/10.00%、BG(保湿成分)/10.00%、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−10(クレンジング成分)/7.50%、PEG−12ジメチコン(クレンジング成分)/0.50%、エタノール(安定化剤)/0.63%、メチルパラベン(防腐剤)/0.15%、プロピルパラベン(防腐剤)/0.05%、炭酸Na(pH調整剤)/適量、トコフェロール製品の酸化防止剤/適量、水(基剤)
ちふれ『クレンジングリキッド』使用者の口コミ
実際に使った方の口コミはどうなっているでしょうか?たくさんの口コミの中から高評価・低評価ともに代表的な声をいくつかピックアップし、製品の特徴をさらにチェックしてみました。(※口コミは他サイト・レビューから要約引用しています。使用感には個人差があるのでご了承ください)
毛穴の汚れもサッパリ
リキッドは毛穴の汚れ落ちが弱いイメージがありますが、口コミでは「毛穴の汚れもサッパリ」「よく落ちると思う」などのコメントが見られました。ちふれのクレンジングリキッドは完全な水性ではなく、クレンジング成分にはオイルのジイソステアリン酸ポリグリセリル−10やジメチコンも入っていて、汚れを浮かす力もそれなりにありそうです。
意外なほど良く落ちる
こちらも汚れがよく落ちるという口コミです。「意外なほど」の感じはよくわかる気がします。間に合わせだし、まぁ安いしとりあえず…って大した期待もせずに選んだ製品が当たったときは嬉しいですよね。ちふれの化粧品は「価格で選んでみたけど意外なほど良かった」ってアイテムがけっこう多いです
W洗顔不要で便利
ちふれのクレンジングでW洗顔がいらないのは『ちふれ クレンジングリキッド』だけです。その便利さから売れ行きもいいそうです。メイクが濃かったり、皮脂汚れがかなり出やすい肌質だったりするとダブル洗顔不要は少し頼りない感じもしますが…。メイクが軽いならかなり便利ですよね。時短をしたい人におすすめです。
値段のわりに使いやすい
ちふれのクレンジングはサブのクレンジングとしてかなり便利な存在と思います。リキッドはしっかりメイクには対応しにくいですが、日常使いとしては重宝しますよね。なんせお値段が嬉しい。詰め替え用があるのも嬉しい。スーパーとかでも置いてあるのが嬉しい。これが一番!というわけではなくても、あると安心できる存在です。
サブクレンジングとして
こういう使い方もいいですね。肌への優しさとか汚れをしっかり落とす目的ならクリームの方が優れているかもしれませんが、クリームはていねいになじませないと十分な効果が発揮されません。油分が残るのでW洗顔も必須です。正直それが面倒に感じるときも…。そんなときのサブクレンジングとしては、こちらはたしかに便利と思います。
使用感はいいけど肌の突っ張りが…
『ちふれ クレンジングリキッド』は、リキッドの中では保湿性が高い方という印象で、口コミにも乾燥肌の人から好評の口コミがけっこう多いです。でも、やっぱり個人差がありますよね。乾燥肌の中でもとくに皮脂が少なかったり、敏感傾向が強いと突っ張ることはあると思います。
肌がくすむ
肌が荒れるわけではないけど、肌がくすむ…。それはクレンジング力が不足している可能性が高いですよね。リキッドはみずみずしいのが魅力ですが、オイルに比べると対応しにくいメイクもあるかも…。こちらはW洗顔不要タイプだし、なおさら汚れが落としきれていないと肌のくすみの原因になるかもしれません。
悪くはないけど…
ちふれのクレンジングは、プチプラとしては優れた製品と思います。でも、高いクレンジングにはそれなりのプラスがあることが多いのもたしかだと思います。品質や肌との相性は必ずしも価格と比例はしませんが、自分がすごく気に入った高級クレンジングを見つけてしまうと、その差がわかるときはありますよね。肌が敏感な人や、化粧品成分の影響を受けやすい肌の人ほどその違いを感じたりするかもしれないですね。
ちふれ『クレンジングジェル』
みずみずしいジェルタイプです。はじめはジェル状ですがメイクとなじむとオイルに変化し、落ちにくいメイクもしっかり落とします。
主な特徴
- ジェルタイプ
- 乾いた手で使う
- 無香料 無着色
- ノンアルコール
- 100g 500円(税抜)
保湿性の高いジェルタイプ
『ちふれ クレンジングジェル』は、水がベースでクレンジング成分にエモリエント性のオイルを使ったジェルタイプです。最初は少々硬めのテクスチャーですが、上手くメイクになじんでしまえばオイル化します。乾燥や突っ張りも出にくいと思われます。あとは、使用感の好みですね…。リキッド、オイルに比べると使いやすさの面では劣るかも…。クレンジング力も一番出にくいかもしれません。
3つの中では保湿性が一番高いと思うので、そこを重視したい人向けという感じです。口コミ評価で総合的にはこれが一番低いですが、「これじゃないと!」というファンもいたので…ハマる人にはハマるようです。
使うときのポイントとしては、手の温もりでジェルを少しやわらげておき、最初から伸ばそうとせずに、皮脂やメイクの多い小鼻近辺から少しずつなじませると伸ばしやすくなります。
使用方法
- 適量の目安は約3㎝です
- 手や顔は乾いた状態で、手に取ったジェルを顔全体に優しくなじませていきます
- 最初は少し伸びにくいですが、メイクとなじむと指先が軽くスルスルとなります。その状態でさらに全体へ十分なじませましょう
- 水~ぬるま湯でよく洗い流します
全成分
トリエチルヘキサノイン(クレンジング成分)/ 31.85%、エチルヘキサン酸セチル(クレンジング成分)/8.00%、パルミチン酸イソプロピル(クレンジング成分)/5.00%、ミネラルオイル
/5.00%、グリセリン(保湿成分)/14.00%、ソルビトール(保湿成分)/8.00%、PEG−40(保湿成分)/0.16%、オクチルドデセス−25(乳化剤)/16.00%、メチルパラベン(防腐剤)/ 0.10%、プロピルパラベン(防腐剤)/0.05%、ヒドロキシアニソール・、トコフェロール(製品の酸化防止剤)、水(基剤)
ちふれ『クレンジングジェル』使用者の口コミ
お気に入り
『ちふれ クレンジングジェル』は、他のタイプに比べると人気が高いとは言えないなぁという印象ですが、やはり個人差ですね。これが一番のお気に入りという口コミも。メイクが比較的薄く、保湿性を重視したいなら悪くはないと思います。不人気の理由としては、テクスチャーが硬く伸ばしづらい、メイク落ちに不満という2点が主です。
悪くない
『ちふれ クレンジングジェル』はなじませにくいと感じる人が多いようですが、優しくなじませてオイル化させてしまうとそれなりに落ちるという口コミも見られます。焦ってなじませようとすると肌をこすってしまうので、優しく気長になじませるのがいいのかもしれないですね。
値段のわりに良い製品
多めの量を使うとなじませやすくなったという口コミも。他にもいくつかありました。価格が安いので、思い切って多めに使うと良いのかもしれませんが、コスパを重視したいなら、伸びのいいオイルやリキッドの方がかえって長持ちするかもしれません。あと、しっかり目のアイメイクは厳しそうなので、ポイントリムーバーの使用が良さそうです。
なじむとメイクは落ちる
このクレンジングジェルは、クレンジング成分自体はしっかりとしたオイルが使われているので、なじめばそれなりのクレンジング力はあると思われます。ただ、どちらにしてもナチュラルメイクさん向けかなとは思います。
気温が高いときに
ジェルクレンジングは全体に冬場硬くなって使いづらいですよね。肌が乾燥しているとさらになじみにくくもなってしまうし、気温が高く皮脂の多い夏向けかな?って感じです。とくにこちらのジェルはその傾向が強いようで、口コミが投稿された季節によって評価に明らかな変化が見られます。冬に保湿性を重視したいなら、やわらかめのクリームクレンジングの方がいいかもしれないですね。
テクスチャーが硬い
このクレンジングの低い評価は「テクスチャーが硬く伸ばしづらい」というものが中心です。たしかに、ちょっと硬いです。上の口コミにもあったようにとくに気温が低いと…。肌やメイクの状態によっても伸ばしやすさは変化するようです。
他のタイプは良かったのに…
この口コミ以外にも、オイル、リキッドなどちふれの他のクレンジングと比べ、使いづらいと書いた口コミはけっこう見られます。好みに個人差はあると思いますが、クレンジング力や使い勝手の良さを取るなら他のタイプの方が合うかもしれません。
『ちふれ クレンジングオイル』
定番のミネラルオイルベースで、ハードなメイクを素早く落とすオイルタイプです。アイメイクにも対応しています。濡れた手でも使え、水となじみやすいので水でスッキリ洗い流せます。後にぬるつきやべたつきが残りません。
主な特徴
- オイルタイプ
- 濡れた手でも使える
- 詰め替えあり
- 無香料 無着色
- ノンアルコール
- 220mL 700円(税抜)
- 詰替用 600円(税抜)
使用方法
- 適量目安はポンプ2~3押し分です。やや多めに感じる量の方がクレンジング効果も肌への優しさもアップします。
- 濡れた手や顔にも使えますが、しっかりメイクには乾いた状態がおすすめ。手に適量を取り、顔全体に指先を優しくすべらせるようになじませます
- 小鼻や細かなところはていねいに指を使いましょう
- 全体になじんだら水~ぬるま湯でしっかり洗い流します。
全成分
ミネラルオイル(クレンジング成分)/58.90%、イソステアリン酸PEG−8グリセリル(クレンジング成分)/25.00%、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル(クレンジング成分)/5.00%
グリセリン(保湿成分)/5.00%、フェノキシエタノール・メチルパラベン(防腐剤)/各0.30%、
トコフェロール(製品の酸化防止剤)、水(ベース)
ちふれ『クレンジングオイル』使用者の口コミ
全体に満足
『ちふれ クレンジングオイル』は基本に忠実なクレンジングオイルという感じで、肌に合うなら使い勝手の良いクレンジングオイルと思います。価格もお手頃なので、日常使いのクレンジングとしていいですよね。
サラッとしたオイルで使いやすい
このオイルのテクスチャーについては、「とろみがある」と「サラッとしている」に分かれています。他にどんなクレンジングオイルを使ってきたかでも印象が違いそうですね。個人的にはサラッと系かなと思うけど、水みたいなサラサラではなくて、それなりにオイル感があって伸ばしやすい感じです。妙に濃厚なオイルが苦手という人にも使いやすいと思います。
クレンジングの基本に満足
クレンジングで一番大切なのはきちんとメイクを落としてくれることですよね。基本に忠実なオイルクレンジングはその面で好きという人が多いです。ただ、その反面乾燥しやすい難点も。こちらは保湿成分はプラスされていますが、特別保湿性が高いというわけではないので、乾燥の度合いが高いと少し厳しいと思われます。
使いやすいクレンジング
色んなクレンジングを試すとき、とりあえずこれなら…と思えるお手頃なクレンジングがあると助かります。そんなベースのクレンジングとしてこれを選んでいるという口コミもけっこうありました。
乾燥する
乾燥の度合いが強い人になると、こちらのクレンジングオイルで突っ張りや乾燥を感じることはあると思います。クレンジング後にはさらに洗顔がひかえてますからね…。乾燥傾向の高い人やデリケート肌の人にはちょっと使いづらそうです。
メイク落ちに不満
ちふれのクレンジングの中では、これがクレンジング力の高さでは一番いい感じですが、オイルの中で特別に高いということは無さそうです。基本的にはそのブランドのメイク用品を意識して作られていると思うので…もっとバッチリしっかりのメイクをするなら、大手化粧品メーカーとかデパコスのクレンジングの方が強そうです。
ちふれのクレンジングまとめ
どれを選んでも1,000円以下が嬉しいちふれのクレンジング。クレンジングはシンプルな機能だけでいいと考える人に好評です。
上手く肌やメイクとマッチするものが見つかると、日常使いのクレンジングとして頼もしい存在に。自分のお気に入りを探してみてくださいね。
コメント