肌にたまった古い角質やザラつきが気になる。そんなとき、AHA(フルーツ酸)が配合されたクレンジングや洗顔を使うと肌がツルツル・すべすべになれると好評です。
この記事では、全シリーズにAHAのリンゴ酸を配合した『クレンジングリサーチ』の人気クレンジングについて、それぞれの製品の特徴や口コミをまとめました。
『クレンジングリサーチ』のクレンジングは「AHA配合」
リンゴの可愛い絵柄と『AHA』の文字が目を引くクレンジングリサーチのシリーズ。その特徴は「クレンジングや洗顔で毎日手軽にAHAの角質ケアができること」。肌のゴワつき、肌が厚ぼったく透明感がない、化粧水の吸い込みが悪いなどのときに試してみたいアイテムがそろいます。
シリーズの製品には共通でAHAの一種:リンゴ酸を配合。AHAはピーリング作用のある有機酸の総称で、肌表面にたまって硬くなった古い角質をやわらげ、はがしやすくする性質があります。
クレンジングリサーチのアイテムに含まれるAHAは、美容皮膚科で使うほど高濃度なものではないので本格的なピーリング作用はありませんが、その分毎日の汚れをおだやかに取り除き、古い角質のたまりにくいクリアな肌に仕上げるマイルド作用が期待されます。
全製品共通の注意点
このシリーズにはそれほど多いリンゴ酸が入っているわけではないので、本格的なピーリングアイテムのような刺激は感じづらいと思います。ただ、角質がたまりにくい肌の人が毎日使うとヒリヒリしたり、肌が乾燥しやすくなったりする可能性もあるので、肌のデリケートな人や乾燥肌の人は状態を見ながら使いましょう。
使った後に乾燥するなぁとか、何となくピリピリするなぁと感じたら、使用を控えた方が安心です。全体にクレンジング力もけっこうしっかりしているので、比較的丈夫な肌・皮脂や代謝が活発で汚れがたまりやすい人や季節にお勧めです。
『クレンジングリサーチ ジェルクレンジング』
ぷるぷるのジェルでメイクと角質をさっぱりとオフ。W洗顔不要のオールインワンタイプです。リンゴの香り+透明ジェルで、なんだかゼリーのようなクレンジング。ジェルのわりにはそれなりのクレンジング力があり、角質ケアに限らず便利なジェルタイプとして人気があります。
『ジェルクレンジング』の使用法と成分
こちらはジェルですが、油分はある程度含まれています。そのおかげで伸びが良く、肌によくなじみます。その適度なテクスチャー、コスパの良さなんかも人気の理由になっているようです。
濡れた手でも使えるのでお風呂場での使用にも向いていますが、クレンジング力をしっかり出したいときは乾いた状態の使用がお勧めです。着色料、アルコール(エタノール)、鉱物油は不使用になっています。
『ジェルクレンジング』はこんなときに使いたい
すっきりみずみずしい洗い上がりを求めるときに。クレンジング・洗顔・角質ケアまでを一気に済ませたいときに。ジェルタイプが好きな人に。オイルタイプを使いたくないときに。濡れた手でも使えます。
『ジェルクレンジング』使用者の口コミ
こちらでは、購入者の方の口コミから傾向をチェックしてみました。製品比較の参考にしてみてください(※引用の口コミは製品レビュー・口コミサイトの中から比較的よく見られる内容のものを代表で要約引用しています。使用感には個人差があるのでご了承ください)
肌のゴワつきやくすみが改善された
角質ケアの効果はかなり穏やかで、使ってすぐに劇的な変化を感じるようなタイプではないと思いますが、その方が毎日使うには安心ですよね…。古い角質や汚れ残りによるくすみが気になるときに試してみるといいかもしれません。
これ1つでメイクがスッキリ
ジェルの中ではクレンジング力があると評価している人が多いようです。アイメイクが濃かったり、目元に角質ケアはしたくないときには専用リムーバーの使用がお勧めです。クレンジングから角質ケアまでオールインワン。その便利さを評価した口コミはよく見られます。
伸びがいい
ジェルは伸びの良さが命…。伸ばしにくいジェルは使いにくいですよね。こちらの口コミでは伸びの良さは全体に好評という感じです。伸ばしやすくてなじみやすい、落としやすい、洗い上がりはサッパリするなどの口コミが多く見られます。伸びが良ければ1回に使う量も節約できてコスパも良さそうです。
低い評価の口コミでは…
みずみずしいジェルでそれなりのクレンジング力もあって、好評な口コミも多いのですが、相性は分かれるようです。低い評価の口コミでは「乾燥する」「肌がキシっとする」などのコメントがあります。サッパリとした洗い上がりの分だけ、乾燥しやすい肌の人、しっとりした洗い上がりを求める人にはちょっと使いづらいかもしれません。
『クレンジングリサーチ オイルクレンジング』
とろみのあるオイルでしっかりメイク落とし。濃いメイクにも角栓にも素早くなじみ、スルっと落とすオイルタイプです。
『オイルクレンジング』の成分
こちらはオイルタイプではありますが、クレンジング力はジェルと同じヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルがメインで、植物性合成エステルオイルのパルミチン酸エチルヘキシルがプラス。がっつりオイルクレンジングというよりオイルリキッドのようなつくりになっています。
『オイルクレンジング』はこんなときに使いたい
質感は濃厚でまったりとしたとろみがありますが、オイル感はそう高くない不思議な感じ。そのまったりさがメイクや汚れにはよくなじみ、メイクや角栓が落としやすいという口コミがあります。
こちらも濡れた手で使えますが、クレンジング力を重視したいなら乾いた手の使用がお勧めです。
『オイルクレンジング』使用者の口コミ
角栓が落ちる
口コミで見られる効果のコメントには「角栓が落ちる」というものが。とろみのあるテクスチャーで小鼻にもなじませやすく、マッサージするには良さそうですよね。ただ、やり過ぎると鼻が赤くなったり刺激を感じたりすることがあるので注意しましょう…。
濃厚なオイルでメイク落ち◎
濃厚なオイルとはいえ、オイルリキッドのようなつくりなので油の重たい感じはあまりないと思います。洗い流しやすく、後はサッパリと書いた口コミが多く見られます。
肌がツルツルに
「肌がツルツル」と感じられるなら、角質ケアの効果が出ているのかもしれません。乾燥肌の人は皮脂の多い季節や皮脂の多い部分に限定して使っているという人も。
低い評価の口コミでは…
使いやすいテクスチャーのオイルで、メイク落ちの良さ、なじませやすさ、洗い上がりのスッキリ感、角栓への効果などが好評の口コミでは多いですが、反対に低い評価では「乾燥する」「もう少しサラッとした質感がいい」などがありました。
『クレンジングリサーチ リファイニング ミルククレンジング』
他に比べるとメイクの落としやすさは劣りますが、ナチュラルメイクの人には好評のミルクタイプです。リンゴの香りとミルクの質感で何だか「可愛いクレンジング」という感じ。あまり高いクレンジングを求めない人に向いています。
『リファイニング ミルククレンジング』の使用法と成分
こちらは乾いた手で使った方がいいと思います。濡れた手だとクレンジング力がかなり落ちそうです。特別高い洗浄力の界面活性剤が使われているわけでもなさそうだし、普通に水がベースで、植物性のエステルオイルが乳化させてあるノーマルなミルクタイプに思えます。ウォータープルーフには専用リムーバーを使った方が良さそうです。
美容成分にはリンゴ酸に加え、同じくマイルドな角質ケアの作用が期待される西洋ナシ果汁発酵エキスや、米ぬか由来の植物性セラミドがプラスされています。着色料、アルコール(エタノール)はフリー。弱酸性です。
『リファイニング ミルククレンジング』はこんなときに使いたい
こちらはミルクとしてはクレンジング力のある方のようで、ナチュラルメイクなら一通り対応します。ジェルやオイルが合わないけれど、リンゴ酸の角質ケアには興味があるというときに試してみたいタイプです。
ミルクタイプは乾燥対策や敏感肌が気になって…という理由で選ぶ人も多いと思うんですが、これはそういう目的にはあまり向かないかもしれません。ミルクのわりにはクレンジング力が高めてあったり、リンゴ酸が入っていたりするので、乾燥や敏感がひどいときにはちょっと厳しそう。普通の肌状態の人が角質ケアもできるミルクを使ってみたいときにお勧めです。
『リファイニング ミルククレンジング』使用者の口コミ
乾燥しないのがいい
ミルクということで、好評な口コミで多いのはクレンジング力が高くなく、乾燥しないのがいいというものです。やっぱりオイルやジェルが合わなかったときに良さそうですね。
メイクは普通に落ち突っ張らない
クレンジング力は「ミルクとしてはよく落ちる」「普通に落ちる」などが多くて、オイル級という宣伝文句ほどではないけど、悪くはないという感じです。その分肌の弱い人にはちょっと強く感じる可能性もあるので注意してください。
毎日使うのにちょうどいい
普段がナチュラルメイクならミルクタイプは使いやすいですよね。毎日の軽い角質ケアと簡単なメイク落としに。気軽に使いやすいタイプとは思います。
低い評価の口コミでは…
低い評価の口コミでは、クレンジング力が弱い、ミルクなのに乾燥する、毎日使うと刺激を感じた、などがありました。クレンジング力が弱いのはミルクの宿命ですが、クレンジング力が弱い=乾燥しないというわけでもなく、肌との相性によって個人差は大きいようです。
とくにこちらはAHAのシリーズということで、乾燥がかなり気になっているというときの使用は控えた方が良さそうです。乾燥しないことを重視して選ぶなら、こちらみたいに角質ケアもできる多機能タイプより、ノーマルな高保湿ミルクタイプの使用をおススメします。
『クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング ノーマル/敏感肌用』
洗顔料として使うならモコモコ泡で、クレンジングとして使うなら直接肌に塗って、両用の使い方ができるウォッシュタイプ。
ノーマルタイプにはこんにゃく由来のソフトスクラブもプラス。
刺激を控えたい人にはノンスクラブの敏感肌タイプ。肌状態や好みに合わせて選ぶことができます。
『ウォッシュクレンジング ノーマル/敏感肌用』の使用法と成分
名前は一応クレンジングですが、基本は洗顔料。「メイクも落とせる洗顔料」です。そのため、対応できるメイクはかなり軽め。口コミを見ても、洗顔料として割り切って使っている人が多いようです。
クレンジングとして使うなら、泡立てず直接肌に塗って…という使い方もあるようですが、口コミを見ると泡立て使っている人が圧倒的に多いようです。成分自体が石ケン系なので、直接塗るのは何か微妙かも?と個人的には思いますが、その使用法が気に入ったという口コミもあったので、どっちが合うか試してみると良さそうですね。
ただ、お肌の弱い人が直接塗るのは止めておいた方が無難と思います。いくら肌当たりの優しいコンニャク由来スクラブとは言え、直接肌にあたるのはけっこうな負担かも。さらにリンゴ酸や酵素の力も加わり、泡のクッションも無い状態で使うとけっこうな刺激のような気がします。
『ウォッシュクレンジング ノーマル/敏感肌用』はこんなときに使いたい
シリーズの定番と言えば、こちらのウォッシュタイプのイメージが強い感じも。リンゴ酸に加え、こんにゃくスクラブ、パパイヤ由来の酵素とキウイエキスも配合され、角質ケアの機能が他のクレンジングより強化されています。
角質のたまりが気になるとき、角栓が気になるとき、肌のザラつきやゴワつきが気になるときに使ってみたいタイプですが、お肌の弱い人や乾燥の強いときにはちょっと厳しい可能性が。皮脂や汚れがたまりやすい夏場や代謝が活発で比較的丈夫な肌の人にお勧めです。
洗い上がりはサッパリ系。乾燥しやすい肌の人はとくに汚れの気になるスペシャルケアとして使うという口コミもけっこうあります。肌状態に合わせての使用が良さそうですね。肌の弱い人や刺激を控えたい人には、ノンスクラブの敏感肌用の方が向いていると思います。
『ウォッシュクレンジング ノーマル/敏感肌用』使用者の口コミ
お肌スベスベ
コンニャク由来のスクラブは比較的肌当たりがマイルドなので、それなりに肌が丈夫な人が使えば刺激もなく気持ちのいい使い心地と思います。洗い上がりがサッパリで肌がスベスベになるという口コミは多いです。
ザラつきや飛び出た角栓がすっきり
ウォッシュタイプは肌表面のザラつきや飛び出た角栓が気になるときには良さそうです。その分毎日の使用は肌に負担を感じると書いた口コミもけっこうあるので、肌状態に合わせて使い分ける方が良さそうですね。
低い評価の口コミでは…
こちらはシリーズの中でも人気商品。手頃な価格で角質ケアもできるのでファンも多いようですが、その性質上、肌の薄い人、乾燥しやすい人なんかには使いづらく、口コミの評価も肌質で分かれているという感じ。低い評価では乾燥する、毎日使うと肌が荒れたなどのコメントがあります。
『クレンジングリサーチ ソープ』
シンプルにAHAだけの洗顔ケアをしたい人に好評な美容石鹸タイプ。シラカバ樹皮エキスやチャ葉エキスなどの保湿成分配合で、潤いを守りながらリンゴ酸が古い角質にアプローチ。洗い上がりはサッパリつるつるの使用感です。
『ソープ』はこんなときに使いたい
スクラブや酵素の入った複合型の『ウォッシュクレンジング』に比べ、美容成分入りの洗顔石鹸にリンゴ酸がプラスされたこちら。シンプルな角質ケア洗顔をしたいときに。
洗い上がりは、サッパリつるつる、キュキュッと、スベスベ。そんなコメントが口コミにも多くて、ザラつきやゴワゴワが気になるときに。ただ、こちらも乾燥や敏感度の高い人にはちょっと負担な面があるかなと思います。比較的肌が丈夫で、ハリのある肌の人に向いています。
こちらにも敏感肌・乾燥肌の人向けのタイプがあるので、敏感肌・乾燥肌の人はそちらを試す方がいいかもしれませんが、そちらもけっこうな洗浄力です。肌状態を見ながらの使用をお勧めします。
『ソープ』使用者の口コミ
肌がツルツル!
洗い上がりのツルツル感を評価した口コミはけっこう見られます。肌が丈夫な人が角質ケアに使うには良さそうと思います。
化粧水の吸い込みが良くなった
古い角質がたまってくると化粧水も浸透しにくくなってしまいます。化粧水の吸い込みがなんか悪いな~と感じたら、角質ケアのサインかもしれないですね。
低い評価の口コミでは…
上でも書いたのですが、低い評価の口コミは乾燥、突っ張り、刺激の強さなどに関してのものが多く、肌質によって合う合わないがかなり分かれるタイプです。とくに石鹸は元々ウォッシュタイプより洗浄力が高いことも多いので、乾燥の強い肌質や刺激に負けやすい肌の人には厳しい面があるかもしれません。
『クレンジングリサーチ クリアローション』
古いメラニンを含む角質残りやザラつきをスッキリオフ。セラミド配合・AHA配合のふき取りローションです。コットンに含ませて肌を優しくすべらせるだけ。朝の洗顔代わりにも使えます。
『クリアローション』の使用法と成分
使用法のポイントとしてはコットンに十分含ませ、肌を摩擦しないように優しくすべらせること。成分にはリンゴ酸の他、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分、ビタミンC誘導体などの美白成分も配合されています。保湿力も高めたタイプで、乾燥を防ぎながら角質ケアができるようになっています。
肌に合えば色んな使い方ができて便利なアイテムだと思いますが、エタノールが比較的多く含まれていることもあって肌との相性は分かれそうです。エタノールに敏感な人や、肌のデリケートな人には向かないことがあるかもしれません。
『クリアローション』はこんなときに使いたい
こちらはふき取り用のローション。化粧水の吸い込みが悪いときの導入化粧水としてや、ノーマル洗顔後の角質ケアとして。古い角質によるくすみやゴワつき、皮脂汚れが気になるときにサッとふき取るだけで手軽です。
普段のクレンジングで残りやすい小鼻やフェイスラインなんかにも意識的に使え、洗い流しのものとは違ったアプローチができるので重宝しそうです。
『クリアローション』使用者の口コミ
肌がスベスベ・全身のケアにも
コットンに含ませふき取るだけ。全身の角質に使っているという人も多いようです。顔も角質のたまったときだけとか、ザラつく部分だけにとか、肌状態に合わせて色んな使い方ができるのでふき取りの角質ケアは便利ですよね。ただ、肌をこすったりやり過ぎたりすると負担がかかるので注意した方が良さそうです。
肌が明るくなった
肌が何となく厚ぼったく見えて透明感が無くなってきたときは、角質ケアは良さそうですよね。肌の表面がくすんでいるときにも試してみると「え?こんなに汚れが!毎日洗ってるのに…」ってこともあります。
低い評価の口コミでは…
これはコットンに含ませてふき取るだけの角質ケア。使用感は高評価な口コミが多いですが、AHA配合・エタノール配合の性質上、やはり肌との相性は分かれるようです。「ピリピリする」「肌が赤くなる」などの口コミもあります。肌のデリケートな人、エタノールに負けやすい人は注意してください。
クレンジングリサーチのAHA配合人気クレンジングまとめ
自宅で気軽にAHAの角質ケア。価格も手頃なクレンジングリサーチのシリーズは人気があります。比較的肌が丈夫で、角質や汚れのたまりやすい人や季節には便利と思います。
肌状態を見ながらリンゴ酸のケアを楽しんでみてくださいね。角質ケアは無理をしないのが一番です。
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