部位によってテカったりカサカサしたり。肌のアンバランスさが目立つ混合肌は、クレンジング選びも難しいですよね。皮脂を奪い過ぎてしまえば、よけいアンバランスさが増してしまうことも。
そんな悩める混合肌に適しているクレンジングはどう選んだらいいのでしょうか?そのポイントと、混合肌さんから好評を得ている製品をピックアップしてご紹介します!
混合肌に適しているクレンジングとは?
『混合肌』は、部分によって脂質と水分のバランスが違う肌ですが、混合の仕方は3バージョンあります。
- 普通×乾燥
- 普通×脂性
- 乾燥×脂性
『普通×乾燥』
ベースはとくに悩みのない普通肌で、目元・口元・ほほの一部などだけが部分的に乾燥している状態です。
『普通×脂性』
ベースは同じく普通肌ですが、ひたい・鼻・あごなどだけがテカったり、皮脂が出やすかったりする状態です
『乾燥×脂性』
ベースは乾燥もしくは脂性で、部分的に反対の状態が混在している状態です。
肌は部分によって脂質と水分のバランスが違うのが正常なので、どんな人でも目元・口元は乾燥しやすく、ひたいや鼻は皮脂が出やすいのが通常です。それをあえて『混合肌』と言うときは、そのアンバランスさが目立ち、何らかの肌悩みがあったり、対応が難しかったりする状態ですよね。
普通肌がベースになっていれば、部分的に保湿をしっかりするとか、皮脂の多い部分だけはクレンジング力の高いものを使うとか、季節によってスキンケアを変えるとか、対応もしやすいと思うのですが、やっかいなのは『乾燥×脂性』の状態です。
インナードライ混合肌の注意点
混合肌の中でも一番悩みの多い『乾燥×脂性』。乾燥も強いのに皮脂によるテカリやニキビも気になり、保湿性のあるファンデを使えば脂性の部分が崩れ、サラッとしたものを使えば乾燥の部分は粉を吹く。
この状態は基本が乾燥で、水分の少なさを補うために皮脂が多くなる『インナードライ肌』である可能性が高いといえます。
そんなインナードライ混合肌さんのクレンジング・洗顔は、「皮脂を奪い過ぎないこと」「クレンジング力は不足しないこと」の2点が両立するのが理想的です。インナードライ混合肌の人の皮脂は、弱ったバリア機能を補うために出ていることも多いので、べたつきが気になるからとサッパリさせ過ぎるとますます皮脂が過剰になる可能性があります。
皮脂でテカっている部位もおそらく水分量は少ない乾燥状態と思われるので、皮脂を取り除くと急激に乾燥が進んでしまう恐れも。かといって、クレンジング力が弱すぎるものを選ぶのもNGです。酸化した皮脂やメイクと混じって詰まった汚れが取れない状態は、肌トラブルを引き起こす元になってしまいます。
皮脂は出てくるからさっぱりさせたいし、毛穴詰まりも気になるけど、クレンジング力を高めてしまうと乾燥の方が心配…。そんな悩める混合肌さんには、保湿力とクレンジング力が適度に両立したタイプがおすすめです。
クレンジングのタイプ別選び方
オイル
オイルクレンジングは、ものによって肌を激しく乾燥させてしまうので、植物性オイルベースで、エモリエント性の美容オイルが添加されているなど、乾燥に対応したタイプを選びましょう。
クリーム
保湿とクレンジング力のバランスが一番取りやすいのはクリームですが、乳化するまできちんとなじませる余裕があるときにおすすめです。中途半端な使い方だとかえって皮脂詰まりや肌トラブルの原因になることも。また、意外にクレンジング力が強く乾燥させやすいクリームもあるので注意しましょう。
ミルク
ミルクは、基本メイクが薄く、毛穴詰まりもそう気にならない人向けです。皮脂による毛穴詰まりが気になるときや、崩れにくいメイクをしっかりとしているときにはあまり向きません。
ジェル
ジェルは、ものによってはかなり皮脂をサッパリとさせてしまうので、保湿性の高めてある優しい使用感のものを。毛穴の皮脂詰まりやメイク落ちが気になるなら、そちらに対応できる成分の入っているタイプがおすすめです。
洗顔・スキンケアも合わせて対策を
どのタイプのクレンジングを選ぶにしても、W洗顔が必要なクレンジングの場合は、洗顔でもむやみにサッパリさせないことが大切。洗顔料は肌に優しいマイルドなタイプがおすすめです。
そして、クレンジング・洗顔後はすぐにスキンケアをして、水分と適度な油分を十分に補いましょう。しっとり系のクレンジングも、スキンケアの役割は持たないので肌がしっとりして感じるだけで、とくにバリア機能の弱いインナードライ混合肌の人は、放置するほど乾燥が進み、それを補うために皮脂が頑張って分泌を始めます。
スキンケアでは、セラミド配合など水分保持力の高いタイプでしっかりと水分を与え、水分保持と蒸発を防ぐために適度な油分も活用するのがおすすめです。(肌質によりますが)
乾燥が強いときは化粧水の後に角質層になじむタイプの油分を使った乳液や美容液をつかい、最後に少量のクリームやオイルでフタをするのが基本です。
使用の油分は、皮脂と近い構成を持つ油分(スクワランやホホバオイル)は混合肌にも使いやすいオイルの代表です。サラッとしたテクスチャーで適度に角層へ浸透し、表面をべたつかさずバリア機能をサポートしてくれます。
混合肌に適したクレンジングをピックアップ!
それでは、実際に混合肌の人から「メイクや皮脂汚れはちゃんと落ちるけど、肌の潤いは残してくれる」と好評な声の多いクレンジングをご紹介します。口コミサイトや美容サイトなども参考にしながら選んだので、チェックしてみてくださいね♪
シュウウエムラ『アルティム8 スブリム ビューティクレンジングオイル』
アルティム8 スブリム ビューティクレンジングオイル 450ml
脂性・乾燥・毛穴・ざらつきへ同時にアプローチできる美容オイルたっぷりのハイクオリティなクレンジングオイル。しっかりメイクも素早く落としたい、毛穴詰まりも落としたい、だけど肌は乾燥させたくない!そんな欲張りな混合肌さんにおすすめです。
- タイプ:オイル
- クレンジング力:並~濃い
- 保湿力:しっとり
- 一般的なマツエクOK
- 濡れた手OK
- W洗顔:不要
- 香り:ハーブ系
たっぷりの美容オイルが混合肌にも◎
クレンジングオイルの元祖・シュウウエムラで一番売れ筋のタイプがこちらの『アルティム8 スブリム ビューティクレンジングオイル』です。
混合肌さんにおすすめのポイントとしては、植物系オイルをベースに天然の美容オイルが複数入り、オイルのクレンジング力の高さとエモリエント性の高さが両立していること。
混合肌で、ある程度しっかりとしたメイクをする人にとって、問題になりやすいのは毛穴の詰まり。皮脂が多くて化粧崩れしやすく、何度もメイクを直したり、密着型のベースやファンデを使ったりしていると、毛穴周辺に皮脂とメイクが混じった厄介な汚れが残りやすくなってしまいます。
そういう汚れが残っているとさらに肌の状態が悪化し、皮脂が過剰になってしまうことも。しっかりとメイクをする人は、オイルやクリームなどで毛穴汚れのクレンジングもしてあげた方がいいと思います。
でも、クレンジング力の高いオイルクレンジングは、乾燥の部位には不安ですよね。そこで選びたいのは、こちらのように皮脂を奪い過ぎない植物性のオイルベースで、適度なエモリエント性を与えてくれる天然美容オイルが添加されたタイプです。
このクレンジングには、ぜいたくな美容オイルがたっぷり。肌になじんでべたつかないオリーブスクワランやホホバオイル、外部刺激から優しく肌を守るシアバター、ツヤを与える日本つばきオイルなどが配合されています。
W洗顔不要・濡れた手OK・一般的なマツエクOK
混合肌の人にとって、もう1つ悩ましいのは洗顔ですよね。さっぱりさせ過ぎれば乾燥がどうしても気になってしまうことも。
クリームクレンジングでは洗顔で洗い上がりを調整できるメリットがあるのですが、オイルクレンジングでW洗顔をすると、乾燥ベースの混合肌さんにはちょっと厳しいときがあるかもしれません。
このクレンジングオイルは、しっとりさせながらもべたつかないのが特徴で、W洗顔不要で使えるところも魅力。普通×脂性の混合肌で少しサッパリさせたいときは、軽く洗顔をしてもOKです。
濡れた手OK・一般的なマツエクOKという使用の便利さもさらに魅力ですが、しっかりと濃いメイクを落としたいときや、詰まりやすい毛穴の周辺には、乾いた状態で使うことをおすすめします。
『アルティム8 スブリム ビューティクレンジングオイル』使用者の口コミ
使用後の肌がしっとり
クレンジングオイルも色んなタイプがあるので、しっかりメイクする人はオイルすべてを避けてしまうのはもったいないかも。
オイル負けする肌質の人や乾燥がかなり深刻な状態の人にはおすすめできませんが、そうでなければ肌やメイク状態に合わないクリーム・ジェルより、保湿性の高い良質なオイルでササっと落としてあげた方が負担が減らせるときがあると思います。
クレンジング力は高く肌は突っ張らない
年齢とともにオイルクレンジングは避けましょう…の流れもありますが、肌質や年齢による変化はかなり個人差があるので、それなりに肌質がしっかりしていれば、選び方次第でクレンジングオイルも悪くないと思います。
とくにメイクをしっかりとする人なら、手早くきちんと落とせるオイルクレンジングはありがたい存在ですよね。このオイルはエイジングケアを意識したクレンジングオイルとしても人気があるようです。
ハウス・オブ・ローゼ『ミルキュア ピュア クレンジングクリーム』
★SALE【ハウスオブローゼ】 ミルキュアピュア クレンジングクリーム135g
ミルク由来のしっとり感が好評のミルキュア ピュアのクリームクレンジング。肌へ負担をかけない優しいテクスチャーでもクレンジング力はしっかり。それでいて、洗い上がりの肌はしっとり。無香料・無着色・アルコールフリーで、心地よい使用感も好評です。
- タイプ:クリーム
- クレンジング力:薄め~やや濃い
- 保湿力:しっとり
- 乾いた手で使う
- 洗い流し・ふき取り両用
- W洗顔:推奨
- 香り:無香料
乳化しやすく、クレンジング力と保湿力のバランスが◎
乾燥も皮脂も気になる混合肌の人にとって、クリームは使いやすい存在。乾燥対策と同時にそれなりのクレンジング力を持ち、乾燥の気になる肌の潤いを保ちながら、気になる酸化皮脂やメイク詰まりもしっかりと洗い上げてくれます。
ただ、クリームの場合は「きちんとなじませ、十分に乳化(オイルっぽくなってから)してから落とす」というステップが重要で、忙しかったりしてその工程が手間に感じるようならオイルの方が使いやすいかも。中途半端ななじませ方でクリームを使うとメイクが落ちきらないばかりか、クリームの油分までが肌に残ってしまう可能性があります。
また、油膜感はや残りながら意外に肌を乾燥させるタイプのクリームもあって、選ぶのが難しい面も。
そんな中、こちらのクリームは比較的乳化がしやすく、毎日のクレンジングで使いやすいと好評です。クレンジング力と保湿力のバランスもほど良いタイプと思うので、乾燥対策と皮脂対策の両方を叶えたい混合肌さんにおすすめの1品です。
ミルクのしっとり感やシンプルさも魅力
このクレンジングは、ハウス・オブ・ローゼの人気保湿ライン『ミルキュア ピュア』のシリーズです。ミルク由来のタンパク質(ホエイ)が配合され、お肌をしっとり柔らかく整えてくれる。クリームのなめらかさや使用感のマイルドさも合わさって、ミルクの優しさに包まれているよう…。
香料や着色料も使わず、エタノールもフリー。クレンジングに必要な成分と、肌の潤いを守る成分を中心にしたシンプルなクリームクレンジングで、幅広い人に使いやすいタイプです。
クリームは保湿などの面で良さそうだなと思いつつ、使用が面倒くさそう、ベタベタしそうなどのイメージで敬遠している人もけっこう多いですよね。たしかに、子育てと仕事の両立中など目まぐるしい日々をおくっている人には、使いにくいと思います。
でも、少し余裕の持ったクレンジングができる環境にあるなら、インナードライな混合肌さんには、保湿性とクレンジング力が適度なクリームは嬉しい使い心地になる可能性が。クリームも商品によってかなり使用感に差があるので、お気に入りのタイプを探してみてくださいね。
『ミルキュア ピュア クレンジングクリーム』使用者の口コミ
肌がやわらかくふっくら
普段オイルやジェル派の人も、たまにはクリームを選ぶのもおすすめです。このクリームは普段クリームを使わない人にも使いやすいタイプと思います。
シンプルで使いやすい
濃厚なテクスチャーや香りつきのクリームも悪くはないと思いますが、好みが激しく分かれますよね。シンプルなクリームを求める人にこちらはおすすめです。
アテニア『スキンクリア クレンズ オイル』
複数の美容オイルを添加しながら、製造コストを抑えて手の出しやすい価格帯に。日常使いがしやすく、エモリエント性もあるクレンジングオイルを求める人におすすめです。
- タイプ:オイル
- クレンジング力:並~やや濃い
- 保湿力:しっとり
- 一般的なマツエクOK
- 濡れた手OK
- W洗顔:不要
- 香り:アロマ/無香料
美容オイル添加の中ではお求めやすい価格
このクレンジングオイルも、植物性をベースに美容オイルを添加させたタイプ。毛穴や皮脂にも対応しながら乾燥を防ぎたい人に使いやすい系列です。シュウウエムラに比較すれば価格がお手頃なので、日常使いしやすい美容オイル添加型オイルクレンジングを求める人におすすめです。
W洗顔不要、濡れた手OK、一般的なマツエクOKなど、時短・洗顔負担を減らせる特徴はこちらも同じです。
美容オイルには、エイジングケアで人気のアルガンオイルやバオバブオイルが配合。皮脂もでながら乾燥しやすい肌に適度な保湿性を持たせ、クレンジングによる突っ張りや乾燥を軽減させてくれます。
そして、アテニアならではの特徴は、大人女性の肌をくすませる原因の1つ『肌ステイン』に対応したロックローズオイルを日本で初配合。抗酸化力の高いイモーテルオイルとともに、毎日の肌刺激により蓄積する肌ステインをケアします。
また、アルコールフリー、合成着色料フリー、パラベンフリーで、アレルギーテスト済(※すべての人に対応するわけではありません)やノンコメド処方(ニキビの原因になりづらい処方)など、肌への優しさにも配慮されたクレンジングオイルです。
香りのリラックス効果も
こちらの商品は、柑橘系のアロマタイプの香りがとても好評。混合肌の皮脂過剰の原因の1つには精神的なストレスも指摘されているので、アロマが苦手でない人はこちらのアロマタイプはおすすめです。
イライラしたり、忙しかったりすると、ホルモンや肌のバランスも崩れますよね。忙しい大人女性はなかなか自分のために癒しの時間なんてとれなかったりするので、不可欠なクレンジングに癒しの要素を入れてみるのも。
ただ、苦手な香りはかえってストレスです。クレンジングには香りを求めない人も多いはず。そんなときは、無香料タイプも選べます。香りの好みや求めるものは人や気分によって違うので、選択の自由があるアテニアは気がきいていて良いと思います。
『スキンクリア クレンズ オイル』使用者の口コミ
乾燥の気になる混合肌も突っ張らない
クレンジングの基本はメイクをしっかり落としてくれること。それでいて突っ張らせないって難しいですよね…。毎日使うものだから、価格との折り合いもあり。「これなら」って感じるものに出会えると助かりますよね。
乾燥しない・時短ができる
W洗顔不要、お風呂場に持ち込める、スルスルと伸ばしやすいテクスチャー、時短ができるってのもありがたいですよね。忙しい大人女性に好評です。
ファンケル『マイルドクレンジングオイル』
乾燥の状態が軽度で、シンプルなクレンジングオイルがお好みの混合肌さんにおすすめ。マイルドな植物性オイルで皮脂を奪い過ぎず、軽いテクスチャーで肌の摩擦もありません。幅広い肌質の人に対応、無添加主義のファンケルの人気ロングセラーアイテムです。
- タイプ:オイル
- クレンジング力:並~やや濃い
- 保湿力:軽くしっとり
- 濡れた手OK
- 一般的なマツエクOK
- W洗顔:必要
- 香り:無香料
混合肌クレンジングランキング1位
アットコスメの混合肌クレンジングランキングでは、こちらのマイクレが現在1位です(2019年1月15日現在)。普通肌・乾燥肌でも1位で、人気のロングセラーアイテムですよね。
このクレンジングオイルは名前の通り、植物性のマイルドなオイルがベースでややとろみのあるテクスチャー。こすらずメイクや毛穴汚れやざらつきが落とせ、乾燥しがちな肌にも比較的使いやすいタイプです。
ただ、保湿力としては、美容オイル添加型のシュウウエムラやアテニアほどのエモリエント性はなく、W洗顔も必要なタイプなので、乾燥の部分が軽度な混合肌さんや、皮脂の多い季節の使用におすすめです。
価格と使用感のバランスが人気の理由
幅広い肌質で1位を継続中のファンケル『マイルドクレンジングオイル』。クセがない分だけ好みが分かれづらく、価格と使用感のバランスが良好。どの部分をとっても劇的な何かがあったり、強い特徴があったりするわけではないけど、「全体にちょうどいい感じ」「安定して使える感じ」が魅力と思います。
混合肌は肌質の個人差がかなり大きいので、混合肌ランキングで人気NO1でも残念ながら合わないという人はいると思いますが、乾燥の状態が深刻でなくて、オイルクレンジングが大丈夫な肌質なら、まずはここから試してみるのも。
無添加主義のファンケル製ということで、合成香料・着色料・防腐剤・石油系界面活性剤がフリーになっています。
混合肌向けスキンケアとのライン使いも
ファンケルの中で『モイストリファイン』のシリーズは、インナードライ混合肌向けのスキンケアライン。水分量の足りない乾燥からくるテカリ・皮脂過剰・キメの荒れ・毛穴悩みなどをケアし、肌全体のバランスを整えるラインです。
ステップは、マイクレ→洗顔→化粧液→乳液のシンプルステップで、仕上がりはみずみずしい感じ。重たいスキンケアが苦手な人、シンプルなスキンケアがしたい人におすすめです。
『マイルドクレンジングオイル』使用者の口コミ
敏感ぎみでもトラブルなく使える
混合肌の人はバリア機能が弱く、敏感ぎみなことも多いですよね。ファンケルのマイクレはそんな敏感ぎみな混合肌さんの愛用者も多く、優しい使用感が好評です。ただ、肌との相性には個人差が大きいので、デリケートな肌の人は注意してお試ししてくださいね。
肌状態が良好
ファンケルのクレンジングはクセがなく、他の洗顔・スキンケアとももちろん併用ができますが、肌の調子が全体によくない、スキンケアに迷走しているというときはラインで試してみるのもいいかも。
どのメーカーも同じと思うのですが、とくにクレンジング・洗顔はセットでちょうどよく仕上がるように考えられていると思います。
アクネバリア(石澤研究所)『薬用プロテクトメイククリアN』
ニキビ・肌荒れ・毛穴が気になる混合肌さんにおすすめ。天然オイル配合の薬用ジェルが乾燥の気になる肌も突っ張らせず、ニキビの元になる角栓詰まりや皮脂汚れを優しく除去。薬用成分のグリチルリチン酸2Kも配合されています。
- タイプ:薬用ジェル
- 対応メイク:薄め~並
- 保湿力:サッパリ×しっとり
- 乾いた手で使う
- W洗顔:推奨
- 香り:天然ハーブ系
混合肌の悩めるニキビケアに
乾燥しながら皮脂によるニキビや肌荒れもおこしやすい混合肌。水性のジェルだと肌が突っ張ってしまうし、オイルやクリームはあまり使いたくないし…。完全に脂性が原因のニキビに比べ、クレンジング選びやニキビ対策も悩ましいものです。
そんな方におすすめなのが、こちら。石澤研究所発・ニキビ対策ライン『アクネバリア』の薬用ジェルクレンジングです。
薬用成分のグリチルリチン酸2Kは、抗炎症作用を持つ薬草由来成分で、気になる肌荒れを抑え予防してくれます。そして、海外では民間医療の皮膚治療に使われることもあるティートゥリーやユーカリなど抗菌性の高い天然成分を使用し、肌を乾燥から守りつつ、気になる角栓や皮脂汚れをメイクとともに優しく落とします。ローズマリーやラベンダーによる製肌効果や香りの癒し効果も期待できます。
乾燥・毛穴・肌荒れ対策のジェルとしての使用感も好評
こちらのジェルは一応ニキビ対策のラインに入っているのですが、普通にジェルとしての使用感も好評です。ニキビ対策とはいえ、何か特別な抗菌剤などが入っているわけではないので、乾燥しにくいジェルを求める人、天然ハーブ系のケアや香りが好きな人、ジェルで角栓対策がしたい人などにもおすすめです。
口コミでは、毛穴や角栓への評価が高いクレンジング。クレンジング力自体は並であまり濃いメイクには対応できないようですが、天然オイルの力か角栓汚れには強い様子。ニキビ対策以上に、毛穴対策にと選ぶ人も多いようです。
『薬用プロテクトメイククリアN』使用者の口コミ
鼻の皮脂荒れが落ち着いた
ジェル派の人の毛穴対策や、皮脂対策に。ハーブ系なので相性はあると思いますが、上手く合えば使いやすいアイテムになってくれそうです。
肌が安定してきた
比較的優しめのジェルということで、メイクが濃いと厳しいかもしれないのですが、ジェルとしてクレンジング力が低いという感じではなさそうです。薄め~並のメイクには一通り対応するようになっているようです。
CLAYGE(クレージュ) 『クリアクレンジング』
ミネラル由来の天然クレイとお酢の力で毛穴の皮脂もサッパリとオフ。植物性洗浄成分とセラミドやヒアルロン酸配合で乾燥も防ぐジェルクレンジング。W洗顔不要・濡れた手で使える・コスパ良好で使用感も◎ジェル派の人におすすめです。
- タイプ:ジェル
- クレンジング力:薄め~並
- 保湿力:みずみずしい
- 乾いた手で使う
- 一般的なマツエクOK
- W洗顔:不要
- 香り:柑橘×フローラル
クレイ配合の優しいジェルクレンジング
混合肌さんがみずみずしいジェルタイプを選ぶときは、保湿性があって、クレイなどの毛穴・酸化皮脂対策ができるタイプがおすすめです。
このジェルは天然クレイ配合のやわらかなジェル。肌への作用が優しいクレイのベントナイトを使用し、気になる毛穴の汚れや酸化皮脂を優しく吸着します。保湿成分としてはセラミドやヒアルロン酸も配合。オイル系とは違ったみずみずしい系列の保湿力が魅力です。
優しい使用感のわりに、クレンジング力はジェルとして低い方ではないようです。
適度なテクスチャーのジェルがなじみやすい
ジェルはテクスチャーが色々ですが、このクレンジングはやわらか系。といっても手からこぼれるほどではなく、適度なとろみがあって肌へ優しくなじませることができます。
乾燥も皮脂過剰もある混合肌の人は、「肌をこする」のはNG。全体的に外部刺激に弱くなっていると考えられるので、なめらかなテクスチャーのものがおすすめです。とくにジェルはものによってかなり摩擦する羽目になることもあるので、最初からやわらかなジェルは使いやすいと思います。
使用の便利さ・香り・ボトルも好評
このジェルは、濡れた手OK・一般的なマツエクOK・W洗顔不要の楽ちん系。ポンプ式のボトルは安定感があり、お風呂場でも洗面台でも使いやすく。白を基調にしたシンプルなデザインはインテリアの邪魔にもなりません。
香りは柑橘にややフローラルが混じって甘酸っぱい爽やかさ。デザインも香りも主張しすぎず、使用は手軽で、肌やメイクとの相性が合うなら魅力的な要素の多いクレンジングです。
『クリアクレンジング』使用者の口コミ
肌の潤いを保ちながらスッキリ
メイクがきちんと落ちて肌の潤いが保て、W洗顔不要。メイクや肌質との相性はあると思うのですが、上手く合えばたしかに良さそうです。
肌がスベスベとして気持ちがいい
オイル系にはないみずみずしさは、ジェルの魅力ですよね。ジェルは商品によって配合がかなりバラバラですが、こちらはみずみずしい保湿力のタイプ。クレイで汚れを落としながら肌の潤いを守ります。
混合肌に適しているクレンジングまとめ
乾燥や皮脂のアンバランスが目立つ混合肌さんにおすすめのクレンジングを6つご紹介しました。
- 皮脂を奪い過ぎず保湿性が高めてある
- テクスチャーがなめらかで肌に摩擦を与えない
- 毛穴や酸化皮脂に対応しクレンジング力が低すぎない
をポイントに、混合肌の人から好評な口コミが多いものを選びました。あとは、肌との相性やメイクの状態によって合うものは違ってくると思います。
シュウウエムラ『アルティム8 スブリム ビューティクレンジングオイル』は、濃いメイクや毛穴汚れもしっかり落としつつ、複数の美容オイルが肌の潤いを守るハイクオリティなタイプ。多くの口コミや美容誌で高く評価されています。
ハウス・オブ・ローゼ『ミルキュア ピュア クレンジングクリーム』は、優しい使用感で乳化が速く、ミルク由来のタンパク質が肌の潤いを守るシンプルなクリーム。クレンジング力と保湿性がほどよく、肌当たりが優しく、使いやすいと好評です。
アテニア『スキンクリア クレンズ オイル』は、美容オイル添加型オイルの中では比較的価格が抑えめで、エイジングケアも意識したタイプ。忙しい大人女性に好評です。
ファンケル『マイルドクレンジングオイル』は、混合肌人気クレンジングランキング1位を続行中の定番人気アイテム。植物性オイルのマイルドさとクセのない使用感が好評です。
アクネバリア(石澤研究所)『薬用プロテクトメイククリアN』は、ニキビ・肌荒れ・毛穴対策もできるハーブ系の薬用ジェル。優しい使用感のわりに角栓を落とす力が高いと好評です。
CLAYGE(クレージュ) 『クリアクレンジング』は、クレイ配合の優しいジェル。それなりのクレンジング力を持ちながらやわらかなジェルでなじみやすく、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分も魅力です。
混合肌は個人差がかなり大きいですが、皮脂を奪い過ぎず、それでいてメイクや皮脂汚れの詰まりはきちんと落とすというクレンジングの基礎は同じです。肌状態に合わせ、複数のタイプを使い分けるのもおすすめです。
自分の肌・メイク・好みと合ったクレンジングに出会うのはなかなか難しいですが、自分にとってちょうどいいクレンジングに出会えると、肌の状態もだいぶ変化するはずです。対応の難しい混合肌だからこそ、その変化は感じやすいです。自分のお肌と相談しながら、クレンジング選びを楽しんでくださいね!
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