ディセンシアは、ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門のコスメブランドです。広告や美容雑誌でもよく目にしますよね。
低刺激・高保湿なだけでなく、積極的な美容ケアまで行えるのが人気の理由で、ディセンシアのラインは基礎の『つつむ』、エイジングケアの『アヤナス』、美白の『サエル』の3つがあります。
『つつむ』はその名の通り、「徹底的な肌の保護と保湿」を目指した敏感肌の基礎ラインです。
私自身もかなりの敏感肌なので、ディセンシアにはお世話になっている1人です。この記事では『つつむ』の特徴やクレンジングについて、私の使用レビューも含めて製品の特徴をまとめています。
他の方の良い口コミ・イマイチな口コミも加えて傾向を書いているので、敏感肌でクレンジング選びをしている方はチェックしてみてください。
ディセンシア『つつむ』の製品概要
ディセンシアは敏感肌専用ブランドですが、敏感肌以外の人からも注目が集まっています。その理由は、ポーラが独自研究している様々な成分がこちらでも採用されているからっていうのも大きいかなと思います。とくにエイジング成分や美白成分は魅力的です。
ただ、『つつむ』は、敏感肌の強いとき・ひどい乾燥肌・肌荒れのしやすさで悩んでいる方への使用をおススメします。肌への刺激を避けるため、保湿・保護・肌荒れ対策以外の美容成分は入っていないし、できるだけ浸透性を低めた処方になっています。
敏感肌と言ってもそれなりに安定している状態なら、美白の『サエル』やエイジングケアの『アヤナス』の方が美容効果は期待できると思います。そして特別敏感肌ではないなら、『つつむ』はちょっと使いにくいスキンケアと感じるかな?と思います。
私自身は慢性的に肌が荒れたり赤くなったりしている超敏感肌ですが、比較的落ち着いてくると美白の『サエル』に移行します。美白コスメは多くが刺激を感じるのですが、『サエル』は大丈夫なので嬉しいです。でも、敏感度の高い時期はやっぱり『つつむ』の方が安心して使えます。
『つつむ』の特徴
他の敏感肌向けコスメと比較したとき、『つつむ』に感じたのは「確かに守られているって感じがする」ってことです。
その秘訣は、ポーラの独自処方ヴァイタサイクルヴェールにあるようです。敏感の度合いの高い敏感肌の人は、肌本来のバリア機能がかなり低下しているため、スキンケア用品で肌を守り、弱ったバリア機能をサポートしてもらうことが重要です。
ヴァイタサイクルヴェールは、「ヴェール」とついているくらいなので、1種の人工皮膜のような仕組みになっています。
肌のバリア機能は一番表面にある0.1~0.3㎜くらいの角質層に役割の多くが集中していますが、ヴァイタサイクルヴェールはその角質層に含まれる成分を使い、仮の角質層をつくるような工夫がされています。
このヴェールがバリア機能の弱った肌を優しくつつみ、外部刺激から守りながら必要な水分や成分の蒸発を防ぐ働きをします。
バリア機能の弱さは、ある程度は生まれ持った肌質が関わります。けれど、適切なサポートで肌を外部刺激から守り、必要な水分や保湿成分を与えるケアを続けていると、肌本来の回復力が戻り、少しずつ角質層の状態が改善していくことが期待されます。
『つつむ』は、敏感肌に大切な「守り」と「不足した成分を補う」の2つを同時に行えるスキンケアラインと思います。
人体と同じ構造のセラミド採用
ヴァイタサイクルヴェールこだわりの成分としては、敏感肌向けのアイテムでは高確率で採用されているセラミドがあります。セラミドなんて今やめずらしくもなんともないと思われるかもしれませんが、一口にセラミドと言ってもその性質は様々です。
ポーラの使っているセラミドは、人体に存在するセラミドと全く同じ構造を持つセラミドのナノスフィアです。構造が同じのために角質層へのなじみが良く、不足したセラミドの代わりに水分をキープし、肌の乾燥や外部刺激のダメージを緩和します。
アミノ酸の力
ヴァイタサイクルヴェールをセラミドとともに構成する成分として、複数のアミノ酸も配合されています。アミノ酸はタンパク質の材料になる物質で、人間の肌も複数のアミノ酸が元になったタンパク質が主になっています。
角質層ではセラミドと協力して肌の潤いを守る天然保湿因子として働き、細胞の密着度を高めキメの整った肌をつくります。
ディセンシアのヴァイタサイクルヴェールには、肌にとくに必要なリシンHCI、アルギニン、グリシン、アリシン、セリンを配合してあります。化粧品成分としてアミノ酸を使うと、肌の水分のつなぎを良くし、潤いでキメの整ったお肌を助ける働きがあるそうです。
人工膜の天然クレイ
『つつむ』のシリーズは、かなり独特の使用感があります。本当に膜が張っているようというか、しかもそれが油分の膜ではなく、なんだかスベスベとしたべたつかないゲルのような不思議な感触です。その使用感は、ヴァイタサイクルヴェールに使われている天然クレイのベントナイトによるものが大きいようです。
ベントナイトは、自然界に広く存在する粘土鉱石(クレイ)の一種です。クレイと言えば毛穴パックなどに使うデトックス効果が有名ですが、ベントナイトは水分を吸収すると大きく膨らんでゲル化し、油分とは違った働きで肌を守る働きをします。
化粧品以外にも医薬品、食品添加物としての利用もあり、その面でも敏感肌には使いやすい成分と思います。工業の分野でも、「守る」という用途に使われることが多いというベントナイト。『つつむ』のベントナイトやセラミドナノスフィア、アミノ酸を使ったヴァイタサイクルヴェールは、個人的にかなり好印象・好感覚でした。
ヴァイタサイクルヴェールは『つつむ』だけでなく、エイジングケアの『アヤナス』や美白の『サエル』でも共通の処方です。敏感肌のケアでは、与える以上に守るケアが欠かせません。ディセンシアは「守り」と「与える」を同時進行し、敏感肌の回復を助けつつ、一歩進んだ美容ケアも可能にしたブランドと思います。
敏感肌ケアのファーストステップ
敏感肌のケアは、状態に応じてステップを踏んでいくことがポイントと言われます。肌荒れがひどく、化粧水を使ってもしみてしまう…。そこまでの状態になっているときは、浸透性や積極的な美容ケアを重視したものより、シンプルで肌を刺激や水分の蒸発から守ることが重視されたコスメを使うことがすすめられます。
『つつむ』は、そんなスキンケアを目指したラインで、ディセンシアの基礎ライン。敏感肌ケアのファーストステップにおススメです。
ただ、炎症などのトラブルがひどいと化粧品自体が使えないときもあるし、『つつむ』との相性も個人差があると思うので、状態がひどいときは皮膚科で相談してください。少し落ち着くまでは皮膚科の保湿剤やワセリンの方が向いていることもあると思います。
『つつむ』のラインナップ
『つつむ』のラインでは、クレンジングから日中用デイクリームまで一通りのスキンケアが行えるラインナップになっています。
クレンジング
『つつむ ジェントル クレンジング』(クリームクレンジング)
洗顔
『つつむ ジェントル ウォッシュ』(洗顔ソープ)
『つつむ ジェントル クリームウォッシュ』(洗顔クリーム)
化粧水
つつむ ローションセラム
保護クリーム
- 『つつむ フェイスクリーム R1』(しっとり)
- 『つつむ フェイスクリーム』
日中用下地クリーム
つつむ デイ モイスチャーヴェール
『つつむ ジェントルクレンジング』も含め、『つつむ』のスキンケアを試してみたいときは『つつむ トライアルセット』がおすすめです。1,470円(税込)/送料無料で30日間の返品保証がついています。
内容は以下の通り。
- 『つつむ ジェントル クレンジング』 約10日分
- 『つつむ ジェントル ウォッシュ』 約10日分
- 『つつむ ジェントル クリームウォッシュ』 1包
- 『つつむ ローションセラム』 約10日分
- 『つつむ フェイスクリーム R1』 約10日分
- 『つつむ フェイスクリーム 』 1包
- 『つつむ デイ モイスチャーヴェール』 1包
- ふんわり洗顔ネット 1個
クレンジング、ソープタイプの洗顔料、ローション、しっとりのクリームは約10日分試せます。
クリームタイプの洗顔とノーマルのクリームとデイクリームは1包ずつですが、とりあえずトータルで体感できるので製品選びの参考になって便利でした。(※内容は変更の可能性があります。詳細は購入時に公式サイトで確認してください)
『つつむ』のクレンジング『ジェントルクレンジング』
敏感肌の低下したバリア機能をサポートし、肌を守る・徹底保湿をする・肌荒れを防ぐということに重点の置かれた『つつむ』のライン。そんな『つつむ』のクレンジングは、『つつむ ジェントルクレンジング』です。
ジェントルクレンジング…優しそうな名前ですよね。こちらは、敏感肌用クリームタイプのクレンジングです。
クリームと言っても、よくあるコールドクリームのような濃厚なクリームではなく、オイルジェルクリームという感じがします。テクスチャーに弾力があり、指と肌の間にジェルのクッションをつくりながら洗うイメージです。
『ジェントルクレンジング』の使用法
最初はやや硬いテクスチャーですが、汚れとなじむとオイル状に変化し、指が滑りやすくなります。その状態になって全体になじんだら水~ぬるま湯で洗い流します。
ここでのポイントは、「十分に洗い流す必要はない」ということです。ディセンシアは6~7回程度のすすぎで終わらすことを推奨しています。
一般的には「十分にすすぎましょう」って書いてますよね。だけど、敏感肌の状態が強いときは洗い流しの刺激が意外と肌に響くことも…。
このクレンジングはW洗顔をするタイプなので、この後は洗顔の工程が待っています。少々洗い流し残りがあっても洗顔でサッパリすることができるので、クレンジングでの洗いは最小限にして刺激を控える。それがディセンシア『つつむ』流の独自の使用法のようです。
最初は「それで大丈夫?」と不安になったのですが、たしかにその後で洗顔をするとスッキリ落ちていました。そのおかげだったのか、クレンジングの性質のおかげなのか、W洗顔をすると高確率で肌が激しく突っ張る私も大丈夫でした。
W洗顔の負担は減らしたいけど、W洗顔不要タイプは残留してそうで苦手という人には使いやすいかなと思います。
後に使う洗顔は、できれば同じ『つつむ』の洗顔料を使った方が効果的な組み合わせになりますが、他の洗顔料を使うときもできるだけマイルドな敏感肌対応のものをおススメします。
角層保護成分クパス配合
こちらのクレンジングには、角質層を保護するクパスという成分が入っています。クパスは、テオブロマグランジフロルムの種子から得られる天然油脂です。
テオブロマって…チョコレートの名前に無かったかな?と思ったら、カカオの仲間なんですね。かなり濃厚で、オイルというより「脂」。クパスバターとも呼ばれます。
油脂とはいえ優れた乳化作用を持ち、天然由来の乳化剤として高級オーガニックコスメのクリームとかに配合されていることも。シアバターと並び、肌の保護・保湿・紫外線ダメージを防ぐ働きなどもあるとされています。
私はシアバターが肌に合ってよく使うので、それに似たテオブロマグランジフロルムが入ったクレンジングというのも好印象でした。
実際に使ったレビュー
『つつむ ジェントルクレンジング』を使ってみた感想は、「たしかに肌あたりが優しく突っ張らない」ということです。超乾燥性敏感肌の私にとって、「突っ張らないクレンジング」があることが知った最初のクレンジングでした。
ただ、私は肌がかなり薄い上にやわらかいからか、しっかりめのクリームが最初少々伸ばしづらかったです。弾力性のクッションが肌を守ってくれる感覚はたしかにいいと思うのですが、メイクになじむ前はできるだけ指に力を入れないようにそーっと伸ばさないと肌がよれてしまうような感じがしました。
だけど、肌のハリや厚みが並みにある人なら大丈夫と思います。口コミを見ると「ミルクみたいに伸ばしやすい」って書き込みもあったので、肌質によっても変わってきそうです。私の場合は人に驚かれるレベルの薄さやハリの弱さなので…。あまり参考にはならないかも。
あと、メイク落ちは、敏感肌用クリームクレンジングとしてはそれなりにある印象です。私はメイクが薄いのでこれで十分落ちていました。でも、口コミを見るとバッチリのアイメイクとかは厳しそうです。アイメイクにはポイントリムーバーが必要かもしれません。
使用者の口コミ
私の個人的感想だけでは参考にならないので、他の方の口コミもご紹介します。
口コミの傾向をまとめてみると
- 突っ張らず洗えるのがいいと感じている人が多い
- 保湿性の高さが評価される一方、「べたつく」と感じる人もいる
- メイク落ちは「いい」「悪い」が分かれている
@コスメや商品レビューの口コミでは、評価の高い低いがかなりはっきり分かれています。肌を守るというところに重きを置いているので、効率性とかスッキリした使用感という面では劣る部分があり、人によっては使いづらく感じるかもしれません。
高評価の口コミ

「花粉の季節で肌の状態がかなり悪くなったときに重宝しました。化粧水がしみてしまうようなときでもこのクレンジングは使え、肌が落ち着きます。
洗い上がりの肌はしっとりでモチモチ。アイメイクはリムーバーで落としますが、それ以外は普通に落ちています。正直使用感としては他にもっと好みのクレンジングがありますが、肌が不安定なときは迷わずこれを選んでいます」(30代後半 敏感肌)
高評価の口コミでは、「肌が突っ張らない」「低刺激のわりにメイクや汚れが落ちる」と評価されています。
一方、低評価の口コミでは…
低評価の口コミ

「肌に優しい感じは確かにしますが、その分アイメイクが落ちにくく感じるのと、何となくサッパリしない感じが気になります」(20代前半 敏感肌)
低評価の口コミでは、「サッパリ感に欠ける」「アイメイクが落ちにくい」などのコメントが見られます。保湿性が高い分だけ、クレンジングでサッパリ感を求める人や、しっかりとした洗浄力が欲しい人には不向きかもしれません。
同じディセンシアのクレンジングには『スキンアップ リキッドクレンズ』というクレンジングもあります。
そちらはウォータリータイプで、サッパリとしながら、敏感肌に必要なバリアは取り過ぎないようになっています。ウォータープルーフにも対応し、『つつむ ジェントルクレンジング』よりは洗浄力が高いようです。
『つつむ ジェントルクレンジング』はとにかく「肌を守る」ということが重視されているので、乾燥がかなり気になる人や、多くのクレンジングで突っ張ってしまうという人に試してみてほしいクレンジングです。
一方、『スキンアップ リキッドクレンズ』は、使い勝手の良さから敏感肌以外の人からもけっこう好評です。あちらの方が幅広い人に対応するかもしれませんが、乾燥がかなり強い人になると突っ張りを感じる可能性も。クレンジングや洗顔がとにかく突っ張る人には、『つつむ ジェントルクレンジング』の方が向いていそうです。
『つつむ』の洗顔の選択肢
『つつむ ジェントルクレンジング』の後に使う洗顔料には、2つの選択肢があります。1つはソープタイプ。もう1つはクリームタイプです。
どちらも保湿性はかなり高めてあって、ソープの方でも意外にしっとり洗い上がるので驚きました。私はソープタイプは高確率で肌がカサカサになってしまうのですが…。『つつむ』のソープは優しい洗い上がりです。皮脂の汚れなどもサッパリ落としたいならソープの方がいいかもしれません。
でも、乾燥がかなり強い人になると、クリームタイプの方が使いやすいかな?という気がします。私もどっちかと言えばクリームの方が好みでした。
『ジェントルクレンジング』全成分
水、エチルヘキサン酸セチル、テトラオレイン酸ポリグリセリル-2、ミネラルオイル、BG、グリセリン、ジメチコン、ステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸ポリグリセリル-10、ベヘニルアルコール、ミツロウ、テオブロマグランジフロルム種子脂、(グリセリン/オキシメブチレン)コポリマーステアリル、イソステアリン酸PEG-12、ワセリン、水添レシチン、カルボマー、トコフェロール、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン
水
成分表示の一番が水ということは、クリームというよりミルクやジェルに近い感じかなと思います。その分少し洗浄力はマイルドと思いますが、敏感肌の状態が強いときはメイクも薄いことが多いので、薄い化粧なら十分対応しそうな洗浄力は感じました。
エチルヘキサン酸セチル
合成エステルオイルと呼ばれる合成オイルの一種ですが、人間の皮脂の持つエステルという構造があり、肌なじみがよく乾燥させづらいタイプです。エチルヘキサン酸セチルは、その中でも皮膚に与える刺激の低さが特徴とされ、べたつかずサラッとした質感になります。
テトラオレイン酸ポリグリセリル-2
油に対して優れた乳化力を持つ界面活性剤です。皮膚への刺激が低い非イオン性に分類され、比較的乾燥もさせにくい特徴があります。
ミネラルオイル
乳化しやすくサラッとしたオイルで、クレンジングオイルのメインとして多く使われます。ミネラルオイル単独のオイルクレンジングになるとかなり洗浄力が高く、乾燥性敏感肌の人には使いづらいですが、水の配合量が多くなると洗浄力が抑えられ、低刺激性のオイル成分となります。
ベヘニルアルコール
ナタネ油に由来する還元アルコールです。アルコールと名前はついていますが、お酒・エタノール(エチルアルコール)とは全く性質が異なるので、エタノール過敏症の人でも問題はありません。
ベヘニルアルコールは、ロウソクのロウような性質の油性成分です。水分と油分を安定して混和する作用に優れ、似た性質の成分に比べると刺激の無さや安全性の高さが評価されているので、敏感肌用の製品にはよく使われています。
ミツロウ
ミツバチの巣から得られ、巣を強化する働きがあります。化粧品には天然由来の油性原料、乳化剤として用いられます。
テオブロマグランジフロルム種子脂
上で書いた「角層保護成分クパス」。シアバターのような保護力の高い植物油脂です。
(グリセリン/オキシメブチレン)コポリマーステアリル
エモリエント剤として使われる合成油成分です。肌に浸透せず表面を保護する働きをします。
イソステアリン酸PEG-12
テトラオレイン酸ポリグリセリル-2同様に非イオン性に分類される乳化剤・界面活性剤です。
ワセリン
ミネラルオイルより粘度の高い鉱物油です。低刺激で肌の保護力が強く、医療でも肌の保護剤として用いられます。
水添レシチン
大豆由来の保湿剤です。一般のレシチンに比べ安定性があり、熱や酸で変質しにくい性質を持ちます。
カルボマー
低刺激性の増粘剤です。安定性が良く変質しにくいため多くの製品で活用されています。
トコフェロール
ビタミンEの誘導体で、肌荒れ予防の作用があります。製品の酸化防止剤としても用いられます。
水酸化K
脂肪酸と合成すると石ケン素地になります。酸・アルカリの調整をするためや、成分の合成でごく少量添加されることもあります。
フェノキシエタノール
殺菌作用があるため防腐剤として使われます。同じ防腐剤のパラベン類に比べると皮膚刺激性が低いとされています。
メチルパラベン
パラベン類の中ではもっとも刺激性の低いタイプで、現在一番よく使われるパラベンです。フェノキシエタノールとは作用できる細菌の種類が違うため、2つを合わせることでより防腐効果が高まると言われています。
まとめ
ディセンシア『つつむ』は、敏感肌の低下したバリア機能をサポートしながら、自然の回復力を引き出す保湿・保護のスキンケアラインです。
クレンジングも含め「肌を守る」ことが重視されているので、敏感肌の不安定な時期は『つつむ』から始めてみるのがおススメです。
敏感肌でも比較的安定しているのなら、エイジングの『アヤナス』や美白の『サエル』を試してみるのもいいかもしれません。
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