一口に乾燥肌と言っても原因や肌質は様々。普段のメイク状態や使用感の好み、求める価格帯も様々。クレンジングにはミルク、バーム、クリーム、ジェル、オイル…と種類がありますが、選び方次第で気になる乾燥肌が改善するかも!?
当サイトではクレンジングを専門に、自分で使用した実感も含めてこれまで色んなタイプの製品を紹介してきましたが、この記事ではその中でも特に『乾燥肌』に焦点を合わせ、おすすめのクレンジングを厳選してご紹介したいと思います。
ピックアップしたアイテムについて、製品の特徴、どんな人におすすめなのか、そして参考までに実際に使用した方の口コミも記載しました。
カサカサ乾燥肌にお悩みの方、自分に最も適したクレンジングを見つけて秋冬の乾燥対策をしていきましょう!
カサカサする乾燥肌に最適なクレンジングとは?
クレンジングは、メイクや肌の脂汚れなどをスッキリ落とすことが目的。それは美肌のためには欠かせないステップですが、肌を守る皮脂も奪われてしまうのが難点。
とくに乾燥肌の人は、クレンジングや洗顔後に肌が突っ張ったり、カサカサ乾燥したり…ということが少なくないのではないでしょうか。普段は感じなくても、季節や体調によって乾燥が気になることもありますよね。
ときには肌状態に合っていないクレンジングを使い続けたことで、知らないうちに乾燥肌をつくってしまっている場合も。最近乾燥がひどいなぁと感じるときは、クレンジングも見直してみましょう。
と言っても、乾燥肌の状態は様々。メイクの状態や肌質、生活や好みによっても向いているクレンジングは異なり、また、製品による差もかなり大きいので、「乾燥肌には絶対クリーム!」「乾燥肌にオイルは絶対NG」なんてことはないと思います。
ですので、1番いいのはサンプルやお試しなどのチャンスがあれば、色々なものを試して自分の肌傾向と相性をつかみ取っていくことと思うのですが、1つの目安として、「乾燥肌」の状態を大きく2つに分けてみました。どちらのタイプかによって、おすすめのクレンジングが異なります。
乾燥肌を大きく分けると2タイプ
- 角質がたまりやすく、肌がゴワゴワしたり硬くなったりしやすい乾燥肌
- 角質層が薄く、元々水分が蒸発しやすい乾燥肌(肌質自体が弱い)
1.角質がたまりやすく、肌がゴワゴワしたり硬くなったりしやすい乾燥肌
1のタイプは、肌質自体はそこそこ丈夫で、表面は乾燥しているものの、内部のハリはそれなりにある感じ。表面に古い角質や汚れがたまってしまうことで肌のみずみずしさが失われている状態です。
このタイプでメイクも比較的しっかりしているというときには、やわらかな角質ケアもできるバームやクリームがおすすめ。オイルも天然油脂ベースや保湿性を高めたものなら大丈夫と思います。濃厚な使用感が苦手な場合や、メイクが薄いときは、ソフトな角質ケアのできるジェルやミルクがおすすめです。
クレンジング時にたまった古い角質をやわらげてあげることで肌のターンオーバーが進み、表面にモチモチとした肌が現れやすくなります。化粧水の浸透もアップするので保湿ケアとの相乗効果が期待されます。
ただ、角質ケアはやり過ぎるとかえって肌を乾燥させやすくなってしまうので、肌がスベスベとしてきたら日常使いしやすいシンプルなミルクやジェルに変えたり、化粧の濃い日やゴワつきの気になるときにはクリームやバームやオイルを使うなど、クレンジングの強弱を肌に合わせて切り替えていきましょう。
2.角質層が薄く、元々水分が蒸発しやすい乾燥肌(肌質自体が弱い)
2のタイプは、いわゆる「肌質が弱い人」です。元々肌の角質層の機能が弱く厚みがあまりありません。薄く繊細でハリが無く、若い頃からチリメンジワが目立ったり、水で顔を洗っただけでも水分が蒸発して乾燥肌荒れをおこすなど、多くの場合敏感肌でもあります。水分量の少なさや敏感さをカバーするため皮脂が過剰になり、インナードライ混合肌になっていることもあります。
こちらのタイプの乾燥肌は、角質ケア成分の入ったクレンジングやオイルクレンジングは避けた方が無難です。メイクがそれなりに濃くて油分に肌が負けないならクリーム、メイクが薄く濃厚な油分が苦手なら低刺激性で保湿力を高めたミルクやジェルなどがおすすめです。
実際には、はっきりと二極化しているわけではなくて、両方の傾向が混合されていることが多いと思います。日々変化する自分の肌に目を向け、状態に応じて使い分けていくと、クレンジング効果と負担軽減のバランスが取れやすくなるのではないでしょうか。
カサカサ乾燥肌におすすめのクレンジング7選
ここからは、具体的におすすめのクレンジング製品をご紹介しています。肌状態や好み、求める価格帯・コスパなどの要素で様々なタイプを選びました。どれも乾燥肌の人から好評な口コミが多いものばかり。後はお好みと目的次第です。自分に合いそうなものをチェックしてみてくださいね!
『D.U.O クレンジングバーム』
乾燥肌でありながら、メイク落ちや毛穴落ちも重視したいときに。豊富な保湿成分配合のとろけるバームクレンジングです。最初は硬めのバームが肌にのせると体温でトロリ。なめらかなオイルジェル状となってメイクや毛穴汚れをしっかりと落とします。
- タイプ:バーム
- 対応メイク:並~濃い
- 保湿力:さっぱり&しっとり
- 乾いた手で使う
- W洗顔不要
『D.U.O クレンジングバーム』はこんな人におすすめ!
こちらも幅広い人に使いやすいタイプということで、おすすめ順を高くしています。W洗顔不要というのも、乾燥しやすいときには嬉しいポイントです。ただ、深刻なデリケート乾燥肌や、メイクがごく薄いという人には向かないと思います。
そこそこ肌質のしっかりとした乾燥肌で、乾燥対策とややディープなクレンジングケアを両立させたいときや、古い角質がたまって肌がゴワつき乾燥しているとき、乾燥と同時に毛穴汚れも気になるとき、肌のくすみが気になるとき、普段はオイルクレンジング派の人の乾燥時期の使用、W洗顔を不要にしたいとき…などにおすすめです。
バームタイプは、クリームとオイルの中間のような存在。肌にのせてとろけた後にはオイル化するのでクレンジング力はしっかりとしていますが、じんわりとなじむことで肌への刺激を抑えます。
『DUO ザ クレンジングバーム』には、保湿力を高めるための美容成分もたっぷり。コラーゲンやヒアルロン酸などの高保湿成分が強化され、オイルも植物性の優しい系列で皮脂を奪い過ぎない工夫を。スッキリしながらも、しっとりとした洗い上がりを叶えてくれます。
W洗顔が不要なので、時短やコストダウン、摩擦負担の軽減にも。エタノール、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、鉱物油、パラベン不使用の無添加系ということで、成分を気にする方にもおすすめです。
『D.U.O クレンジングバーム』使用者の口コミ
バームって気持ちがいいですね!
クリームと違ってW洗顔不要が嬉しいこちらのバーム。時短はもちろんのこと、肌への摩擦刺激を減らしたいときにもおすすめです。
洗い上がりのしっとり感、肌が突っ張らずモチモチとするのが良い!
クレンジング力の高さと保湿性をあわせ持っているのが魅力のバームクレンジング。目元はメイク状態によりますが、なじませるのに時間がかかるようなら保湿力のあるリムーバーでサッと落とす方がいいかもしれません。
カバーマーク『トリートメントクレンジングミルク』
クレンジング力と保湿力を兼ね備えたミルククレンジングを選びたいなら。@コスメのミルククレンジングランキングでも1位記録を更新中のカバーマーク『トリートメントクレンジングミルク』です。
- タイプ:ミルク
- 対応メイク:薄め~並
- 保湿力:みずみずしいしっとり感
- 濡れた手OK
- まつエクOK
- W洗顔は推奨(状態に応じ)
『トリートメントクレンジングミルク』はこんな人におすすめ!
こちらは色んな面で良い意味で「ちょうどいい」感じがあって、幅広い乾燥肌の人が日常使いしやすいタイプです。乾燥対策はしたいけれどクリームクレンジングは重たくて苦手、油分が濃厚なしっとり感が苦手、手軽に毎日使いやすいクレンジングの方がいい、クレンジング力がそれなりにしっかりしているミルククレンジングを探している人などにおすすめです。年齢もとくに問いません。
ミルククレンジングが乾燥肌に向いていると言われるのは、油分が少ない分だけクレンジング力が低く、皮脂を奪いにくいからという理由ですが、でも、クレンジング力が低すぎると使える人の幅がかなり狭くなってしまいますよね。
かと言って、ミルクタイプでクレンジング力を高めようとすれば、界面活性剤の働きが強くなってしまい、クリームよりずっと乾燥させやすい使用感になってしまうこともあります。乾燥対策しつつクレンジング力もそれなりにとなれば、やはりクリームが一番強いとは思うのですが、クリームは使いづらい、油分が重たい感じは苦手という人も多い…。
そんな声に応えて登場したのがカバーマーク『トリートメントクレンジングミルク』です。肌当たりは優しいながら油性汚れに強い性質の植物性界面活性剤を使用し、ポイントメイクに対応するオイル系洗浄成分も合わせ、ミルクでありながらそれなりのクレンジング力をキープ。
それと同時に、グリセリンや保水力がヒアルロン酸の2倍以上とも言われるMCキトサンなど、保湿成分をたっぷりと配合し、表面に膜を張るような保護性のオイル成分とダブルでクレンジング中の肌をしっかりとカバー。保湿ヴェールを形成し、水分の蒸発を防ぎます。
なめらかなミルクは素早く汚れと混じり、水での洗い流しもスムーズです。洗い流した後の肌にはサッパリとしながら適度なみずみずしさとしっとり感を残し、突っ張りのない洗い上がりを実現させています。
口コミでの評価では「やっと出会えた理想のミルク!」というフレーズが妙に多いこちら。そう言いたくなる気持ちはわかります…。ミルクって、クレンジング力と使用感のバランスが難しくて、ミルクが使いたいと思いながら、なかなか気に入ったものが見つからないことが多いんですよね。
カバーマークがミルク部門での人気を高く保っているのは、そのバランスの良さからと思います。メイク落ちもそれなり、保湿力も高い、ということで、お肌に合うならたしかに理想のミルクとなってくれそう。
ただ、肌質がかなり弱い深刻な乾燥肌の人には突っ張る可能性もあります。とくに皮脂がかなり少ない人には、クリームクレンジングの方が使いやすいかもしれません。また、ベースメイクもバッチリ濃いという人には、やはりクレンジング力の不足を感じることがあるようです。
『トリートメントクレンジングミルク』使用者の口コミ
口コミサイトなどを参考にし、使用者の代表的な口コミを要約してみたので、使用感などの参考にしてみて下さい。(※実感する効果や使用感には個人差があるのでご了承ください)
肌がモチモチに
ミルククレンジングって、使用感としてはなめらかでみずみずしくて肌当たりも優しくて魅力的なんですが、やっぱり落ちにくいのが難点ですよね。これはそれなりのクレンジング力とミルクの良さを両立させていて、ミルククレンジング部門では高い人気が続いています。重たいしっとり感ではなく、みずみずしさやモチモチ感を感じている人が多いのも人気の秘訣のようです。
スッキリしながら肌が潤いで守られている感じ
「これまでオイルクレンジングでしたが、毛穴の開きや乾燥が気になりだして。口コミで評判の良かったこちらを選びました。以前他のミルクを試したときはファンデーションすら落ちなかったのですが、これは綺麗に落とせて感動です。
最初はメイクが浮かなくて大丈夫かな?と不安でしたが、水で流すとスッキリ。角栓とかはなじませた後に少し濡らした手でクルクルとすると綺麗になりました。スッキリはするけど肌は潤いに守られているような不思議な感じです。今3週間目ですが肌の調子が良くなってきました」(20代後半 乾燥肌)
ミルクやジェルの場合は、なじませているときはメイクが浮き上がらず、大丈夫?と感じることがありますよね。オイルやクリームと違って界面活性剤の力でメイクを水で浮かせるようにする仕組みなので、水で流すことでスッキリ。このミルクは保湿ヴェールが肌を保護し、水分の蒸発や乾燥を防いでくれます。
イグニス『ブラン クレンジング クリーム』
ごわついた硬い乾燥肌を癒したいとき、ハーバルな成分や香りに触れたいとき。やわらかなお肌を目指したいとき。乾燥対策を重視したいなら、やはりクリームクレンジングが強い。こちらは国産コメぬか配合で、メイクと同時に古い角質や酸化皮脂にもアプローチ。すべすべしっとりやわらかな肌質感に導きます。
- タイプ:クリーム
- 対応メイク:薄め~やや濃い
- 保湿力:かなりしっとり
- 乾いた手で使う
- W洗顔必要
『ブラン クレンジング クリーム』はこんな人におすすめ!
クリームは色々とおすすめしたいものがあるのですが…乾燥対策&古い角質対策もでき、乾燥が改善されたという口コミが多く、比較的幅広い人に使いやすい使用感ということで、イグニス『ブラン クレンジング クリーム』を選びました。
ブランの名前は米胚芽を表していて、国産あきたこまち由来の米ぬかが配合されています。米ぬかには、角質柔和・油分溶解の作用があると言われ、古くから日本女性のモチ肌を保つための美容素材として活用されていますよね。
クレンジングとともに、穏やかな角質ケアがしたいとき、肌にやわらかさがほしいとき、表面がゴワゴワしていてツヤのないとき、くすみや黒ずみが気になるとき、キメを整えたいときなどにおすすめです。
濃厚なテクスチャーのクリームですが伸びはスムーズで、保護性のオイルが乾燥やダメージを防ぎながら汚れをしっかりと絡め取ります。細胞の修復を助けるアプリコットカーネルオイルや、抗酸化力の高いセサミオイルなど、美容系エモリエントオイルも配合。保湿成分としてクマザサエキス等天然系の成分も充実。
乾燥で荒れがちな肌を整えながら、くすみのないなめらかな肌に仕上げるクリームクレンジング。肌が乾燥しているとき、敏感なとき、疲れているなと感じているときに。そして、香りはカモミール&セージを思わせるハーバル系。イグニスの中でも癒し要素の高い人気製品です。
チューブタイプのスマートな容器なので使いやすさや衛生面も◎。デザイン性の高さ、機能性の高さ、ハーバルな成分や香りの良さなども合わせ、クレンジングに楽しい要素を与えてくれるのも魅力です。
『ブラン クレンジング クリーム』使用者の口コミ
乾燥が落ち着いた
イグニスにはこれ以外にも色んなクレンジングがありますが、乾燥対策として、優しい角質ケアクレンジングとして、一番人気のブランクリーム。20代~40代を中心に幅広い愛用者がいます。
超乾燥肌がモッチリ
クリームクレンジングは油膜が残るので好みが分かれやすいですが、洗顔することで適度なしっとり感になります。キメを整えたりモッチリとしたやわらかな肌質感はクリームクレンジングの魅力ですよね。乾燥肌の人の場合は、後の洗顔も保湿性が高く、優しい洗浄力のものをおすすめします。
アクセーヌ『ミルキィクレンズアップ』
デリケートな乾燥肌&敏感肌の方に。低刺激でなめらかなクレンジングミルクです。
- タイプ:ミルク
- 対応メイク:薄め~並
保湿力:しっとり - 乾いた手で使う
- W洗顔推奨
- 洗い流し・ふき取り両用
『ミルキィクレンズアップ』はこんな人におすすめ!
乾燥肌の中でも肌質がデリケートで、敏感肌の傾向もある方に人気なのがこちら。アクセーヌは敏感肌専用のスキンケアブランドで、低刺激な成分や使用感にこだわったラインナップが揃います。
クレンジングも「できるだけ低刺激」をモットーにしてはいますが、その一方でメイクや老廃物の残留も肌トラブルの元となるため、「肌に優しそうだけど落ちが悪い…」という感じではありません。
『ミルキィクレンズアップ』はミルクタイプなのでクレンジング力は低めですが、ナチュラルメイク・酸化皮脂・乾燥の原因にもなる古い角質などはきちんと落とす処方に。ミルクとしてはそれなりのクレンジング力があり、優しい使い心地と機能を両立させ、人気製品となっています。
無香料・無着色、アルコールフリー、アレルギーテスト済です。すべての人にアレルギーがおきないというわけではありませんが、ノーマルなクレンジングより様々な面で配慮があるので、乾燥と同時に肌荒れもしやすいという人にも、使いやすいクレンジングです。
『ミルキィクレンズアップ』使用者の口コミ
乾燥対策に
ミルクの中ではクレンジング力のある方。それでいて刺激を感じず突っ張らないという評価が見られます。肌荒れの時期や乾燥の時期だけこれを使うという人も多いようです。
肌が白くやわらかに
低刺激のクレンジングを…と思うとクレンジング力が不足してしまったり、落ちやすいクレンジングは乾燥してしまったり、敏感肌&乾燥肌の人のクレンジング選びは難しいですよね。クレンジング不足がかえって乾燥肌の原因となることもあるようです。
シュウウエムラ『アルティム8∞ スブリム ビューティクレンジングオイル』
アルティム8 スブリム ビューティクレンジングオイル 450ml
乾燥対策もメイクも美肌ケアもバッチリ両立させたい!天然油脂ベースのエモリエント力で乾燥させず、極上の洗い上がり。ハイクオリティなクレンジングを求める人に人気のアイテムです。
- タイプ:オイル
- 対応メイク:並~濃い
- 濡れた手OK
- W洗顔不要
- まつエクOK
『アルティム8∞ スブリム ビューティクレンジングオイル』はこんな人におすすめ!
美容意識の高い人に人気のシュウウエムラですが、その中でもトップで売れているのがアルティム8∞ スブリム ビューティクレンジングオイル』。オイルでありながら皮脂を奪い過ぎない良質な天然油脂をベースにした贅沢な美容クレンジングオイルです。
天然油脂は鉱物油などに比べると皮脂を奪う作用がおだやかで、オイルパックのようなクレンジングが実現。メイクが濃い人や素早いクレンジングのためにオイルを選びたいけれど、乾燥が心配…というときにおすすめです。乾燥肌の毛穴ケアや、エイジング対策を兼ねて選びたいときにも◎。
メインのトウモロコシ胚芽油はナチュラルな角質柔和作用でターンオーバーを助け、高い抗酸化力も魅力。また、美容オイルの人気者たちがズラリと配合され、メドゥフォームオイル、オリーブスクワラン、ホホバオイル、ツバキオイル、シアバターなど、かなり豪華なラインナップです。
洗い上がりの肌はオイルクレンジングとは思えないほどしっとりなめらか。濃いメイクや毛穴汚れやくすみの元もしっかり浮かせながら、極上のシルク肌を実現させてくれます。
乾燥対策を…と考えてクレンジングを選ぶと、どうしても守りの態勢になってしまいますが、積極的な美容ケアもしたい!バッチリメイクも楽しみたい!でも乾燥が気になる!という悩みに応えてくれる頼もしい存在です。
ただ、ネックは高級品であること。そして、メイクが薄い人やシンプルケアの好きな人、オイル自体が苦手な人には向かないタイプです。
『アルティム8∞ スブリム ビューティクレンジングオイル』使用者の口コミ
ツヤ肌に!
「乾燥肌(鼻だけ皮脂が多い…)ですがオイルクレンジングが好きで、とにかく乾燥しないオイルクレンジングを探していました。こちらは高いので迷いましたが、エイジングケアもできると聞いて購入。使ってみると洗い上がりの肌の質感に感動!
いつもはカサカサする口周りもしっとりなめらかで、何だかツヤもあるみたい。アイメイクもしっかり落ちるし、鼻周りも綺麗。メイクのノリも変わってきました。投資の価値はあったと思います」(20代後半 混合肌)
ただ「突っ張らない・乾燥しない」だけではなくて、洗い上がりの肌の質感を高く評価する口コミが多いこちら。美肌ケアができる上クレンジング力はオイルでしっかり。価格と使用感の良さは必ずしも比例しませんが、リピーターも多いこのクレンジングは高価なだけのことがある…ということのようです。
乾燥肌もしっとり・スベスベ
乾燥肌や年齢を重ねたお肌にはオイルがNGとも言われますが、品質や肌質によってはそうとも言えないことがあると思います。落ちにくいクリームで肌を長く摩擦するより、品質の良いオイルでサッと落としてしまった方が負担が減らせる面も。とくにバッチリメイク派の人はオイルのメリットが大きいかもしれないですよね。
松山油脂『肌をうるおす保湿クレンジング』
シンプルケアがお好みの方へ。植物性成分でつくられた優しさが魅力の松山油脂『肌をうるおす保湿クレンジング』です。植物性エモリエントオイルとグリセリンをベースに、大豆由来の保湿成分を配合。保湿ジェルとしても使えそうな成分のみで構成されたスキンケア要素の高いクレンジング。ソフトな温感も楽しめます。
- タイプ:オイルジェル
- 対応メイク:薄め~並
- 保湿力:みずみずしいしっとり感
- 乾いた手で使う
- W洗顔推奨
『肌をうるおす保湿クレンジング』はこんな人におすすめ!
シンプルな成分のクレンジングを使いたい、でもそれなりのクレンジング力は欲しい…というときにおすすめ。
こちらはとにかく成分がシンプル。パッケージも超シンプル。無香料・無着色、エタノール、石油系界面活性剤、鉱物油、パラベンは不使用で、配合の成分もクレンジングと保湿のために必要なものだけを厳選してある感じです。
ジェル状ですが、クレンジング成分としては植物性エモリエントオイルが使われ、メイク落ちもそれなりに。オイルの中でも低刺激なタイプが選ばれているので、乾燥肌や敏感肌にも刺激を与えづらく、優しくメイクを浮かせて落とします。
まるで保湿ジェルでクレンジングをしているような使い心地が魅力ですが、グリセリン由来のほのかな温感も。あえてホットクレンジングとはアピールされていないのですが、じんわりとしたほのかな温かみで負担を与えず、冬場の使用にも◎です。
ホットクレンジングって、たくさんのビタミンや角質ケア成分が入っているタイプも多いですよね。それはそれで色んなケアが楽しめていいと思うんですが、肌がデリケートな人やシンプルなケアが好きな人には多機能さは不要。シンプルな温感をクレンジングに取り入れてみたいときにもこちらはおすすめです。
松山油脂のアイテムでは、同じ大豆成分を使ったナチュラル保湿ラインで化粧水や乳液もそろいます。どれもかなり優しい使い心地なので、肌に疲れを感じたときや、積極美容コスメが負担に感じたときには、ライン使いをしてみるのもいいかも。シンプルな乾燥肌対策に嬉しいシリーズです。
『肌をうるおす保湿クレンジング』使用者の口コミ
冬場でも乾燥しない
それなりのクレンジング力を保ちながら乾燥させず、低刺激。成分のシンプルさもあって、安心して使えると感じる人が多いようです。
乾燥肌の毛穴対策にも
エモリエントオイルのクレンジング力で、毛穴の汚れを浮かせながら乾燥もカバー。乾燥肌や敏感肌の毛穴対策としても良さそうです。
リダーマ・ラボ『モイストゲルクレンジング』
角質のゴワゴワ・化粧水の浸透がしにくいなどの乾燥肌に。マイルドなこんにゃくスクラブ・AHA配合で、保湿成分もたっぷりの美容液ジェルクレンジングです。W洗顔不要なので洗浄の負担が気になるときにもおすすめ。
- タイプ:ジェル
- 対応メイク:薄め~並
- 保湿力:みずみずしいしっとり感
- 濡れた手OK
- まつエクOK
- W洗顔不要
『モイストゲルクレンジング』はこんな人におすすめ!
乾燥肌対策となると比較的濃厚な使い心地のクレンジングが多くなるのですが、みずみずしいしっとり感が好きだな~とか、やっぱりジェルがいい!という方も多いですよね。乾燥肌の中でも表面がゴワゴワして硬く、化粧水の浸透の悪さやくすみも気になるというときにおすすめなのがリ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』です。
美容皮膚科医監修。肌にダメージを与えないソフトなこんにゃくスクラブや、優しい作用のAHA配合で表面にたまった古い角質をやわらげ、みずみずしい細胞への入れ替わりを助けます。
乾燥対策として保湿成分もたっぷり配合されているのですが、アミノ酸が豊富に入っているのも魅力。アミノ酸は天然保湿因子の約40パーセントを担う存在で、角質細胞の密着を助け、肌本来の保水力をサポートしてくれます。
また、グリセリンやヒアルロン酸も配合されていますが、ヒアルロン酸とアミノ酸類、ヒアルロン酸とグリセリンは相乗効果で保湿力を高めあう組み合わせと言われており、クレンジング中の乾燥をしっかりと守りながら洗う処方になっています。
角質の薄いタイプの乾燥肌にはやや刺激と感じる可能性があるので注意が必要ですが、角質やごわつきが気になったタイミングでの使用や、週2程度の使用など、他と組み合わせながら肌状態に合わせて使用するのがおすすめです。
洗い上がりはみずみずしくスベスベ、だけどしっとり。重たい感じのしっとり感が苦手な人にもおすすめです。1本でクレンジング~角質ケア~洗顔までが済ませられるオールインワンということで、時短・コストカット・洗浄負担の簡略化にも。
アルコール、着色料、合成香料、石油系界面活性剤、鉱物油、パラベン不使用なので、それらの成分を気にする方にも選びやすいクレンジングです。
『モイストゲルクレンジング』使用者の口コミ
ガサガサ肌がなめらかに
「みずみずしいジェルです。スクラブとかAHAとか刺激を心配しましたがそれも大丈夫でした。一番嬉しかったのは肌がなめらか・しっとりになって化粧ノリが良くなったことです!
最近肌がガサガサ?サメ肌?わからないけど化粧ノリも悪くて。元々クレンジングはジェル派なのですが、これまでのジェルでは古い角質とかは取れてなかったのかも。保湿力もこっちの方が高いです」(20代後半 乾燥肌)
スクラブやAHA配合のクレンジングは刺激が気になるものもありますが、こちらは優しい使用感が好評で、乾燥肌のときにも使いやすいのが嬉しいところです。古い角質の毛羽立ちやガサガサ感が気にるときや化粧ノリが悪いと感じるときに良さそうですね。
肌の調子がよくなった
クリーム+洗顔の定番クレンジングもたしかにいいんですが、手間やW洗顔の負担がかかったり、使い方や製品によっては肌に必要以上の油分が残留してしまい、ニキビの原因になることもあります。
クリームだから、ジェルだから、W洗顔だから不要だからというよりは、肌やメイクとの相性や正しく使えているか次第ってところも大きいと思います。肌の不調を感じたら、ガラッと違うタイプを試してみるのもアリかもですね。
乾燥肌におすすめのクレンジングまとめ
この記事では、乾燥肌におすすめのクレンジングを厳選して7つご紹介しました。特徴や使用感を簡単にまとめるとこんな感じになります。
- D.U.Oのバームは角質のたまりや毛穴汚れが気になるときに。
- カバーマークのミルクは幅広い乾燥肌の日常使いに。
- イグニスのクリームは肌を癒しもっちりとさせたいときに。
- アクセーヌのミルクは敏感ぎみな乾燥肌に。
- シュウウエムラのオイルは乾燥対策とバッチリメイク&美容ケアを両立させたいときに。
- 松山油脂のオイルジェルはシンプルケアを求めるときに。
- リ・ダーマラボのジェルはごわついた乾燥肌の角質ケアがしたいときに。
一口に乾燥肌と言っても、肌状態やメイクによって対策は異なり、自分の生活や好みに合っているかもクレンジングの大切な要素と思います。今の自分に合いそうなものをチェックしてみてくださいね!
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