脂性肌は、皮脂が過剰でべたつきが気になるお肌。キメが荒れやすい、毛穴が目立ちやすい、テカりやすい、ニキビができやすい…と、悩みも色々ですよね。
皮脂が多いと空気中の汚れも吸着しやすく、脂分の酸化もすすんでしまいます。そんな脂性肌にとって、メイクや脂汚れを落とすクレンジングはとても重要。でも、むやみにサッパリさせるだけでなく、必要な潤いはちゃんと守ってくれるクレンジングを選びたいところです。
この記事では、口コミや美容誌なども参考にして、テカテカ・ベタベタな脂性肌をサッパリ!でも潤いは守るクレンジングを7つ厳選して紹介します。オイル・リキッド・ジェル・クリームと色んなタイプから選んでいますので、チェックしてみてください♪
脂性肌に最適なクレンジングとは?
一口に脂性肌と言っても、大きく分けて3つのタイプがあります。それによって向いているクレンジングも変わるので、まずはそれをチェックしておきましょう。
タイプ1:水分量はそれなりにある脂性肌
最初のタイプは、水分量はそれなりにある脂性肌。若い人に多いですが、年齢を重ねても代謝の活発な肌質の人には見られます。この中には、元々皮脂腺が多い肌質の真正脂性肌と、元は普通肌の人が、何らかの原因によって一時的な皮脂過剰状態になっている脂性肌が含まれます。
本来普通肌の人が脂性になってしまう原因としては、
- メイクや酸化皮脂がきちんと落とせていないクレンジング不足
- 過剰な油分によるスキンケア
- 保湿不足
- ホルモン・ストレス・食生活の影響など全身的な問題
などがあります。いずれにしても、肌質やバリア機能は自体はしっかりしていることが多く、一般的に「脂性肌」と呼ばれるのはこのタイプです。
このタイプの脂性肌の人のクレンジングは、メイク状態や毛穴詰まりの状態によって使い分けるのがおすすめ。
メイクが薄い・毛穴はあまり詰まりやすくないというときは、みずみずしい系列のジェル・リキッド。
それなりにメイクが濃い・毛穴が皮脂詰まりをおこしやすいというときは、水ですっきりと洗い流しやすい処方のオイルクレンジングやバームクレンジング。油膜感の残りにくいものならクリームが使いやすいときも。
普段はジェルやリキッドやミルクを使っている場合でも、ときにはクリームやオイルを使い、脂の詰まりやすい毛穴周囲だけをケアしてあげるのもおすすめです。
タイプ2:なんちゃって脂性肌
一方、最近増えているのが「なんちゃって脂性肌」。表面は皮脂でテカリやすいのに水分量は少なく、バリア機能が弱いことが多いために水分が蒸発してしまいやすい状態にあります。
皮脂はそのバリア機能をフォローしようと頑張っているわけですね。このタイプは、実際には乾燥肌か混合肌。でも、表面の皮脂で「自分は脂性肌」と思い込み、サッパリ系のスキンケアをしてしまっていることも。
元々は乾燥肌の人が、ホルモン・ストレス・食生活など身体の方の問題で、肌質と関係なく一時的に皮脂が出過ぎてしまっている場合もあります。
こちらのタイプの脂性肌の場合、テカテカする皮脂が気になるにしても、むやみにサッパリさせ過ぎればよけい状況が悪化します。
クレンジングを選ぶときは、乾燥対策・インナードライ対策のできるタイプや混合肌向けのものがおすすめです。
ジェルやリキッドやミルクを選ぶなら、洗浄力が強すぎず保湿性を高めたタイプを。メイクがそれなりに濃い人なら、重すぎないクリーム+優しい洗顔料の組み合わせもいいかもしれません。
オイルクレンジングなら、皮脂を奪い過ぎず適度なエモリエント性を与えてくれる天然オイル使用のものや、植物性合成オイル+エモリエント成分の保湿力を高めたタイプなどがおすすめです。
メイクが濃くて、乾燥がすごく深刻でなければしっとり系のバームクレンジングも使いやすいと思います。
タイプ3:脂性敏感肌・重度のニキビ肌・赤らんでいるトラブル肌
第3のタイプとして、脂性敏感肌や、重度のニキビ肌、脂負けして常に顔が赤らんでいるトラブル肌などがあります。脂漏性皮膚炎のような病気が関わることもあり、単純に「脂性肌」とだけくくることのできないタイプです。
この場合は、ドクターズコスメの敏感肌向け・ニキビ肌向けなど、低刺激で薬用タイプのものが使いやすいかもしれません。ただ、状態がひどいときは何かの治療が必要なこともあるので、炎症やかゆみや痛みがあるなら皮膚科への相談をおすすめします。
どのタイプにしても、むやみに皮脂をサッパリさせ過ぎるのは禁物。適度な皮脂は肌のバリア機能に必要な存在です。不要な酸化皮脂やメイクは皮脂を奪い過ぎず、みずみずしさは保てる程度の洗い上がりのものを選びましょう。
脂性肌におすすめのクレンジング7選
それでは、以上を踏まえ、ここから脂性肌に最適なクレンジングを7つに厳選して紹介していきたいと思います。
ニキビや脂性敏感肌の状態がひどい方や皮膚の治療中の方は、医師と相談の上でのご利用をおすすめします。
また、成分や使用法などの情報は商品リニューアル等で変更することもあるため、詳細は現物の記載を確認してください。
ザスコスメティック『REクリア』
男性用クレンジングがこんなに優秀だなんて…。女性用顔負けに美容力が高く、コスメマニアの女性の間でもひそかな人気の脂性肌向けクレンジングオイル。
メイクも脂もさっぱり取り除きながら、肌は乾燥させない。美容オイルや抗酸化成分のアスタキサンチンも含まれ、エイジングケアとしても。
- タイプ:オイル
- 対応メイク:並~濃い
- 洗い上がり:すっきり×突っ張らない
- W洗顔:推奨(状態に応じ)
- 濡れた手でも使える
『REクリア』の製品特徴
男性用のクレンジング?って初めは驚きましたが、考えてみれば男性でもメイクしている人がいますもんね。ナチュラルに毛穴や髭剃り後をカバーするベースファンデーションとかなら、普通に学生さんやサラリーマンの人が使っていたりもするようです。
そして、男性は女性よりずっと脂性肌に悩んでいる人が多いですよね。元々男性の肌は水分量が少なく、皮脂の量の多さで肌の機能を保つようになっているし、皮脂腺も多く、皮脂腺を刺激する男性ホルモンも豊富です。
そんな男性に向けたクレンジングということで、メイクとともに気になる脂汚れをしっかり落とすディープクレンジング用のオイルです。そんな話を聞くと、刺激が強そう…と思いきや、意外にも低刺激で、保湿力や美容力も高いから驚き。主成分は美容力の高い天然オイルを使用し、乾燥対策や肌への優しさも重視してあります。
女性からも好評
女性からの口コミ評判もかなり良いし、脂性肌の人に限らず混合肌・普通肌の使用者も。皮脂量が少ない人には向かないと思いますが、それ以外なら気になる毛穴や脂対策として使えます。もちろん、メイク落としとしての機能もしっかりしているようです。
「彼氏や旦那さんが使っていて肌が綺麗になったから…」なんていう女性の口コミも多くて、男女共通で使えるクレンジングなんて、なんか楽しくていいですよね。
テクスチャー
テクスチャーはさらっとしてべとつかず、脂性肌にも心地の良い使用感。タンパク系の汚れを分解するパパイン酵素などが配合されているので洗い上がりはさっぱりと爽快さがありますが、天然美容オイルのエモリエント力など、潤いはきちんと残す処方になっています。
さらに、抗酸化作用の高い赤のポリフェノール・アスタキサンチンも配合されてエイジング対策も。香りは天然アロマの優しい香り。女性にも好ましい系列の香りではないかと思います。
『REクリア』使用者の口コミ
肌のギトギト感&毛穴が綺麗に
「べたつきやすくニキビやテカリや毛穴が気になる…。色んなクレンジングを試してきたのですが、これは彼氏が使っていて肌が綺麗になっていたから試しました。
そしたら想像以上によかったです!オイルなのにべたべたしないし、メイクや脂もサッパリ落ちるのに突っ張らずほどよいしっとり肌になります。これを使い始めてから肌のギトギト感がマシになり、毛穴とかも綺麗になってきている気がします」(20代前半 脂性肌)
メイクや脂をさっぱりさせつつ、しっとりの仕上がり。良質なオイル成分だからこそ叶う使用感と思います。脂性肌の方は男女問わず試してみたくなる一品ですよね。
肌がすべすべで突っ張らない
口コミでは、脂性肌の人に限らず混合肌や普通肌の人の口コミも。30代後半~50代の大人女性からの口コミも見られます。
脂性肌対策と言ってもただ脂を奪うのではなく、天然オイルで優しく浮かせながら、酵素の力でタンパク汚れもクリアに。混合肌の人で乾燥が気になるときは、脂の多い部分だけの使用もおすすめです。
オルビス『クレンジングリキッド』
みずみずしいクレンジングといえば、これは外せない!?オイルフリーの元祖オルビスのロングセラー人気アイテムです。オイルフリーなのにオイルのような便利な使用感が人気で、脂っぽい肌もスッキリと洗い上げてくれます。
- タイプ:オイルフリーリキッド
- 対応メイク:薄め~並
- 洗い上がり:サッパリとみずみずしい
- W洗顔:推奨
- 濡れた手でも使える
- 一般的なマツエク可
オルビス『クレンジングリキッド』の製品特徴
脂性肌の人は、オイルフリーのリキッドやジェルの系列が上手く肌に合ってくれることも多いようです。オルビスはオイルフリースキンケアコスメの元祖。みずみずしく適度なとろみもあり、伸ばしのやすいリキッドは一番人気です。
オイルフリーのリキッドやジェルは、オイルの力を使わず界面活性剤の働きで脂汚れをスッキリと落とします。界面活性剤は、本来水をはじいてしまう性質の脂の表面を崩し、水となじめるようにしてくれる存在で、脂汚れを効率的に落とすためには欠かせない存在です。
そんな優れた界面活性剤ですが、その種類は数えきれないほど。どんなタイプを選ぶかによって使用感は大きく異なります。作用の強いものほど脂をサッパリ落とせる力は高くなりますが、お肌の場合はサッパリさせ過ぎてしまっても困りもの。適度な皮脂を残しつつ、余分な汚れや過剰な皮脂を落とすバランスが難しいですよね。
オルビスの『クレンジングリキッド』が高い人気を長期間保っているのは、その配合感覚や使用感の良さからではないでしょうか。メイクや脂汚れはしっかり落としつつ、突っ張らない洗い上がりを実現させています。
使用の界面活性剤も、ベースメイク対応、ポイントメイク対応、皮脂汚れ対応と向いているものを複数混合し、効率的なクレンジングを考えて研究をくり返したそうです。リキッド系でクレンジング力が高いものは乾燥しやすい一面もあるのですが、そこは保湿成分をたっぷりと使用し肌の潤いを保ちます。
保湿成分も水性系なので肌にべたつきを与えず水分をキープ。脂性肌の人にも嬉しい保湿力を発揮しながら、気になる脂汚れをスッキリと洗いあげてくれます。
オルビス『クレンジングリキッド』使用者の口コミ
肌のテカリがマシになった
リキッドの中でも人気の高いオルビスの『クレンジングリキッド』。みずみずしいリキッドが使いたいけど、なかなか気に入ったものが見つからないというときの選択肢として良さそうですね。
ニキビができにくくなった
「30代を過ぎてからかえって皮脂が増え、鼻やオデコにニキビが出るようになりました。それまではオイルクレンジングだったのですが、リキッドの方がいいかなと思ってこちらを試してみました。
使用感はオイルのように伸ばしやすいし、違和感なく使えてメイクも十分落とせます。洗い上がりがすべすべするのが気持ち良くて使い続けていたら、ニキビができづらくなったかも。皮脂のベタベタも以前より少ないみたいで化粧持ちが良くなりました」(30代前半 混合肌)
皮脂の分泌量は30代がピークとも言われます。水分量の方は少しずつ減少していく分だけ、かえって皮脂が盛んになって、乾燥と脂性が入り混じってしまうときも。そんなときは、クレンジングも見直す機会なのかもしれませんよね。
NOV『ACアクティブ クレンジングリキッド』
脂もニキビもトラブルも気になるお肌へ。酸化皮脂や毛穴詰まりもサッパリさせながら肌を労わる薬用タイプのクレンジングリキッド。皮膚医学にもとづくシンプルで低刺激な処方で、トラブルのおきやすい脂性肌を優しく洗います。
- タイプ:薬用オイルリキッド
- 対応メイク:薄め~並
- 洗い上がり:みずみずしい
- W洗顔:推奨
- 濡れた手でも使える
『ACアクティブ クレンジングリキッド』の製品特徴
脂性肌の人はニキビや肌荒れが気になることも多いですよね。トラブルのおきやすい時期は、普段以上にクレンジング選びには迷ってしまうもの。そんなときの選択肢として、皮膚科で勧められることもあるスキンケアシリーズの『NOV(ノブ)』。実践的な皮膚医学にもとづき、トラブル肌にも使いやすい商品が揃っています。
このリキッドはニキビ対策の『ACアクティブシリーズ』のクレンジング。リキッドですがオイルリキッドなので、水性のリキッドよりディープな汚れに対応しやすく、使用のオイルはニキビや毛穴詰まりや雑菌繁殖の原因になりづらいものが選ばれています。
薬用成分配合
炎症や肌荒れのおきやすい肌を労わる薬用成分配合。抗炎症作用の高い薬草カンゾウに由来したグリチルレチン酸ステアリルを含んだ薬用(医薬部外品)のクレンジングです。
パッチテスト済み、アレルギーテスト済み、ノンコメドジェニックテスト済み、無香料・無着色・ノンパラベンで、肌に低刺激な成分でつくられたリキッド。すべての人に刺激がないと言えるわけではありませんが、トラブルのおきやすい肌に配慮した商品になっています。
毛穴詰まりになる角質の硬化に対応するグリコール酸も低用量で含まれるので、肌のごわつきや厚みが気になるときにも良し。
NOVのシリーズの中ではサッパリ系でグリコール酸入りなので、深刻なインナードライ肌や、角質の育ちにくい薄くやわらかな肌の人には向かないかもしれません。でもそれ以外なら、保湿も重視したい大人ニキビの脂性肌の人にも対応しています。
『ACアクティブ クレンジングリキッド』使用者の口コミ
肌の赤みがマシに
「これを使い始めて、肌の赤みがマシになりました!いつも肌が赤らんでいるのがコンプレックスでしたが、これまでオイルクレンジングでこすりすぎていたのかもしれません。
こちらはリキッドだからメイクや角栓が落ちるか不安でしたが、とても良かったです。低刺激なのにメイクはきっちり落とせます。洗い上がりはサッパリでヌルヌルせず、気持ちがいいです。肌への負担感は無いのに、きっちりメイクが落ちます。
洗い上がりもすごくさっぱりとしていて、ヌルつきが残りません。いいクレンジングに出会えました」(20代後半 脂性肌)
脂性肌の中でも、ニキビ、赤み、肌荒れ、敏感などの傾向が強い人に多く選ばれているこちら。合わないクレンジングが過剰皮脂やトラブルにつながっていることも。トラブルのおきやすい人の選択肢として人気です。
肌の調子が良くなった
「肌荒れがひどくなったので、トライアルを購入しました。私の肌には合ってたみたいで肌の調子が良くなってきました。クレンジングはリキッドというかオイルっぽい。
メイクや汚れはよく落ちてサッパリだけそツッパリ感はなく。荒れた肌にもしみずにつかえました。たっぷりめに使ってクルクルとすると角栓もポロポロ取れます。とても使い勝手のいいクレンジングで気に入りました」(30代前半 敏感肌)
初めて試すときはトータルで試せるトライアルセットもあります。トラブルの多いときはスキンケア全体を見直してみるのもいいかもしれないですよね。
シュウウエムラ『ブライト&ポリッシュ クレンジングオイル』
ブランクロマ ブライト&ポリッシュ クレンジングオイル 450ml
天然クレイの吸着力がプラスされたオイルクレンジング!メイクはもちろん、気になる酸化皮脂、古いメラニンを含んだ角質、細かな汚れだまりなども一掃し、透明感のある素肌を目指すシュウウエムラの1品。脂性肌の人からの口コミもなかなか好評です。
- タイプ:オイル
- 対応メイク:並~濃い
- 洗い上がり:すべすべ
- W洗顔:不要
- 乾いた手で使う
『ブライト&ポリッシュ クレンジングオイル』の製品特徴
クレンジングオイルの元祖シュウウエムラ。ズラリと並んだ様々なクレンジングオイルは選ぶだけでも楽しいですが、そのクオリティの高さには定評があります。
どのタイプも幅広い肌質に対応し、変にべたつくことのない良質な使用感は脂性肌の人にも人気です。その中でも、こちらは天然クレイが入ってすっきり感がアップ。クレイには、酸化皮脂や肌ダニの死骸や老廃物などの汚れも吸着&排出する働きがあると言われます。
洗い上がりはすっきりとするわりに突っ張らず、10代~50代以降まで愛用者のいる幅広さ。しっとり感を重視するより、スッキリ・すべすべ、ディープなクレンジングを求めたい人におすすめです。
保湿&よりクリアな肌に仕上げる美容成分としては、オリーブ葉エキスやボルド葉エキスもプラス。不要なものはしっかり落としながらも肌を労わり、毛穴や色ムラの目立たない透明感のある素肌を目指すクレンジングです。
クレンジング力自体もかなりしっかり目で、メイクの濃い人にもおすすめ。メイクの薄い人も毛穴詰まりや皮脂が気になるときの部分使いや、肌のくすみや毛穴の黒ずみがたまってきた?と感じるときに使ってもいい感じです。
インナードライで繊細な肌質の人だと少し強く感じる可能性があるので、その場合はもう少ししっとり感の高い『アルティム8∞ スブリム ビューティクレンジングオイル』や『クレンジングビューティオイル プレミアムA/I』の方が向いているかもしれません。
あおちらもも酸化皮脂・角栓・メイクはしっかりと落としてくれて、しっとりはさせながらもベタベタはしないテクスチャー。乾燥の季節やしっとり感が嫌いでなければ、そちらを好んで使う脂性肌の人もいるようです。
『ブライト&ポリッシュ クレンジングオイル』使用者の口コミ
毛穴がスッキリでコメドが改善
「超お気に入りのクレンジングです!美白効果というのはとくに感じませんが、これまで何を使っても落ちなかった毛穴の汚れ…これに変えてからはスッキリ!コメドもほとんど無くなり肌自体のやわらかになりました。W洗顔不要なのも時短でいいです。
いいお値段はしますが、かなり持つので効果も考えるとコスパはそう悪くないのかなと感じています。」(20代後半 脂性肌)
毛穴の汚れに強いオイルクレンジング。でも、かえって毛穴詰まりの原因になることがあったり、強すぎて乾燥したり、合ったものを探すのは難しいですよね。シュウウエムラのオイルはそのバランスが良くて口コミ評価も高くなっています。たしかに価格はちょっと張りますが、対効果のコスパと考えると悪いとは言えないかもしれません。
さっぱりなのに突っ張らない
シュウウエムラのクレンジングオイルは、40代以降の愛用者も多いのが特徴。脂性肌の人でも年齢とともに水分の方は減ってくるので、たださっぱり落とすだけのクレンジングを続けているといつの間にかインナードライになっていた…なんてことも。
だけど、汚れや不要皮脂を残すのも肌トラブルの元。そんな両立の難しさを達成してくれる良質なオイルクレンジングはありがたい存在です。
リ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』
美容皮膚科監修で、角質ケアも毛穴ケアもできちゃう贅沢オールインワンゲル。タンパク汚れや脂汚れを効率的に溶かす酵素も配合で、べたつきのないスベスベとした肌へ。脂性肌の人にも人気のみずみずしいジェルクレンジングです。
- タイプ:ジェル
- 対応メイク:薄め~並
- 洗い上がり:みずみずしくスベスベ
- W洗顔:不要
- 濡れた手でも使える
- 一般的なマツエク可
『モイストゲルクレンジング』の製品特徴
メイクはもちろんのこと、脂汚れ、タンパク汚れ、古い角質、ほこりなど様々な汚れに対応したオールインワンタイプがこちら。肌にソフトな天然こんにゃくスクラブも入り、肌に不要なものを一層してくれます。
美容皮膚科医監修ということで、入っている成分は効率的なものが厳選されています。スクラブはこんにゃく由来のマンナンによるもので、なめらかな粒子が肌を優しく転がり汚れを吸着。気になる毛穴の皮脂汚れも絡めとってくれます。
古い角質やタンパク汚れには、美容皮膚科でピーリングケアにも使われるグリコール酸を低用量で日常使い用に配合。皮脂詰まりしやすい毛穴周囲の角質のターンオーバーを促し、詰まりにくい状態に整えていきます。
また、皮脂のバランスを整えるビタミンC誘導体や、ビタミン系の成分も複合して配合。美容液並みのラインナップで肌状態を正常に導くサポートをします。
そして何より、「保湿」を徹底重視。油分に頼らず、天然保湿因子に近い配合で自然な保水力をキープします。真正脂性肌の人も、インナードライ脂性肌の人も、保水が重要なのは同じ。このクレンジングの保湿へのアプローチはどちらのタイプにも使える系列です。
敏感肌やインナードライ肌にも配慮されているので、乾燥や敏感が下地になった皮脂過剰にも。ただ、肌質そのものがデリケートな人は、毎日使うと突っ張りや刺激を感じるようになることがあるかもしれません。
ソフトな使い心地とはいえ、スクラブ・フルーツ酸などが配合されているので、肌状態に合わせて使いましょう。
『モイストゲルクレンジング』使用者の口コミ
W洗顔なしでもスッキリ
「私は肌がべたつきやすいので、W洗顔不要と書いてあっても洗顔せずにいられないのですが、これは本当にスッキリという感じ。使った後はべたつかず、肌がスベっとなります。
いつも洗顔後は乾燥するからなのか激しく皮脂が出たりしてましたが、これを使うとそれが緩和され、朝のべたつきが良くなりました!」(20代後半 脂性肌)
W洗顔とW洗顔不要はそれぞれメリット・デメリットがありますが、脂の取り過ぎがかえって皮脂過剰を招いてしまうことも。かといって、クレンジング料や脂汚れが残ってしまうのも脂性肌にはNGですよね。
こちらは1本に洗顔の要素も持たせた本格的なオールインワンクレンジング。W洗顔を避けたいときに試してみるといいかもしれません。
べたつかずにしっとり
脂性肌だとついサッパリを重視しがちですが、保水や保湿は全肌質共通で大切です。油分に頼らずしっとりするクレンジングはべたつきやすい肌に嬉しいですよね。
スキンビル『ホットクレンジングジェル』
じんわりした温熱で毛穴の固まった脂もしっかりオフ!ホットクレンジングの中でもみずみずしい洗い上がりが魅力のこちら。脂っぽい肌をスッキリさせつつ、必要な潤いはきちんと残します。
- タイプ:ジェル
- 対応メイク:薄め~並
- 洗い上がり:サッパリ×潤い
- W洗顔:不要
- 乾いた手で使う
- 一般的なマツエク可
スキンビル『ホットクレンジングジェル』の製品特徴
ホットクレンジングのやわらかな温熱は、脂性肌のクレンジングにもおすすめです。「よけいに毛穴が開きそう…脂が出てきそう…」という声も聞きますが、クレンジングの一時的な温熱で毛穴が開きっぱなしになることはないと思われます。
むしろ、脂の詰まりやすい脂性肌の汚れを落とすときは、毛穴もやわらげてあげた方が効率的に。
数あるホットクレンジングの中でも、スキンビルはサッパリとした洗い上がり。保湿成分はたっぷり入っているので潤い感はありますが、重たいしっとりさやベタつき感はありません。みずみずしい化粧水のような系列の潤い残りです。
ただ、けっこう穏やかな使い心地なので、がっつりメイク派とか脂詰まりの深刻な脂性肌の人より、メイクは薄目で毛穴詰まりもそこそこの人におすすめです。
このジェルには細かな汚れも吸い出す吸着ミネラルを配合し、弾力ジェルが肌を包みながら汚れをしっかり取り除いていきます。タンパク汚れを優しく溶かしてくれるフルーツ酸も配合され、べたついた肌もスッキリと洗い上げてくれます。
その他の美容成分としては、バリア機能のサポートが期待されるアルテロモナス発酵エキスや、消炎や抗炎症の作用がある薬草由来のオウゴン根エキス、保水力の高さが魅力のウチワサボテなど、自然派成分が充実。合成色素や人工香料、鉱物油、エタノール、パラベン・フェノキシエタノールは無添加になっています。肌をぬるつかせる原因になりやすいシリコンもフリーです。
香りはフレッシュなオレンジ系で、心も肌も爽やかに。脂の分泌はストレスによっても左右されるので、香りや温感など、心地よさの要素をクレンジングに取り入れてみるのも◎
夏場のじっとりした季節にはホットクレンジングは‥‥!!!!と思うこともあるかと思うのですが、スキンビルはシーズンごとに特別バージョンも出るのでそちらも要チェック!
夏場は引き締めもできるホット&クール、春には不安定な肌を優しく整えるさくらスプリングなど、色んなバージョンが楽しめます。
パッケージも可愛い特別版がちょいちょい出てくるので、そちらもチェックしてみてくださいね♪
スキンビル『ホットクレンジングジェル』使用者の口コミ
スッキリとした洗い心地
ホットクレンジングも色んなタイプがあるので、好みのものを探すのが楽しいですよね。濃厚なしっとり感よりみずみずしさが好きな人はスキンビルが好評のようです。
洗い上がりの肌がすべすべ
オイル系を使うと肌がテカりやすい人はジェルがおすすめです。爽やかな香りやテクスチャーで、気持ちも肌もさっぱりしそうです。
カネボウDEW『クレンジングクリーム』
べたつきの残らないサッパリとした洗い上がり。それでいてしっとり感や潤いを残す心地の良いクリームは、幅広い年齢の脂性肌の人にも使いやすい!脂性肌だけど乾燥や突っ張りも気になる人や、ジェルやオイルが合わなくなってきたときにおすすめです。
- タイプ:クリーム
- 対応メイク:薄め~やや濃い
- 洗い上がり:しっとり・べたつかない
- W洗顔:必要
- 乾いた手で使う
DEW『クレンジングクリーム』の製品特徴
脂性肌にはあまり向かない印象のあるクリームクレンジングですが、肌状態や商品によっては良い使用感になることが。ニキビが多発しているような状態や、脂で肌がかぶれるような状態には向きませんが、クレンジング後や洗顔後に突っ張りを感じるようなとき、インナードライ系の人にはクリームもおすすめです。
クリームはしっかりなじませさえすれば脂汚れや毛穴詰まりに強いので、肌の過剰皮脂や汚れもスッキリと落としてくれるし、それなりに濃いメイクにも対応してくれます。
とはいえ、肌にべったりと油膜を残すような系列は脂性肌には使いにくいですよね。DEWのクレンジングクリームは、クリームの中ではすっきり洗い流しやすく、適度な潤いを残す気持ちのいい使用感に定評があります。
クリーム自体がなめらかで伸ばしやすく、肌を刺激しないので、摩擦に弱い脂性肌にも◎。インナードライと脂性を合わせ持った人の乾燥対策としても。年齢問わず、幅広く使いやすいクリームクレンジングです。
清潔さを保ちやすいチューブ式であることも、何気に嬉しいポイント。香りはフレッシュな柑橘系で、気持ちも肌もスッキリさせてくれます。
クリームクレンジングはW洗顔が必須なので、後の洗顔で洗い上がりを調整できるのも魅力です。ニキビのできやすいような肌の人なら薬用フォームや石ケン系などを。サッパリとした洗い上がりを好むなら、酵素洗顔などを使っても。突っ張りが気になるときや肌質がデリケートな人は洗浄力がマイルドな保湿系フォームを。
同じDEWの洗顔なら、べたつきなく適度なすっきり肌になるような処方になっているので、迷うときはセット使いもおすすめです。
DEW『クレンジングクリーム』使用者の口コミ
しっとり感は残るのにべたつかない
口コミでは、べたつかない使用感が好評です。脂性肌の人でも年齢とともにオイルでは洗い過ぎになっていくことがあるので、これまでのクレンジングで突っ張りを感じるようになったらクリームを試してみてもいいかもしれないですね。
毛穴汚れや顎のザラザラも綺麗に
濃厚で伸ばしにくいクリームは肌の摩擦にもつながってしまいますが、こちらはやわらか系。毛穴や脂汚れの気になる部分は優しくなじませていくと綺麗に浮き上がらせて落としてくれます。
脂性肌にベストなクレンジングまとめ
テカテカ・ベタベタな脂性肌におすすめのクレンジングを7種ご紹介しました。簡単にまとめると以下のようになります。
脂性肌と言っても状態は幅広いので、合うクレンジングも様々です。気になったものがあったらチェックしてみてくださいね!
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