クレンジングはスキンケアに必須ですが、肌の負担になりやすい難点がありますよね。お肌への優しさと洗浄力の高さの両方が叶うと嬉しい…そんな消費者の願いに応えるべく、各メーカーが必死で商品開発をしています。
洗い流してしまうものとは言え、「肌にのせるからには成分にはできる限りこだわりたい!」「スキンケアと同じような処方でクレンジング剤は作れないか?」という発想で生まれた、リ・ダーマラボのクレンジング。
製品名は『モイストゲルクレンジング』とどこにでもありそうな名前になっていますが、実際の中身は『美容液で洗う、美容液クレンジング』と呼べるこだわりの処方です。ずばり、毛穴ケアやエイジングケアをしたい人におすすめ!
美容皮膚科医が監修しており、毛穴悩みや肌トラブルに悩む人に、現在の美肌をキープしたい人に、と幅広い層から支持を受けている人気製品です。実際に使った人の口コミと配合成分などの特徴から、期待できる効果、メリット・デメリットなどをチェックしてみました。
リ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』の製品概要
リ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』にはどんな特徴があるでしょうか?まずは製品の概要をまとめてみました。
主な特徴
- 1台4役(メイク落とし+洗顔+マッサージ+導入美容液)
- 美容液ゲルクレンジング(美容成分99.3%)
- 美容皮膚科医監修のドクターズコスメ
- 肌当たりの優しさとクレンジング力の両立
- 保湿力高め
- こんにゃくスクラブ・AHA配合
- 鉱物油、アルコール、着色料、合成香料、石油系界面活性剤、パラベン不使用
使用上の仕様
- W洗顔不要
- 濡れた手OK
- まつエクOK
- チューブ式
期待できる効果
- 肌をやわらかくする
- ざらつきやくすみを取り除く
- スキンケアの浸透を高める
- 角栓、毛穴の黒ずみや開きを緩和する
- クレンジングによる乾燥を防ぐ
- ニキビや吹き出物が出にくい状態に整える
- 天然精油の癒し効果
注意点
- 角質の薄い人は毎日の使用が向いていない可能性があります
- ウォータープルーフアイテムにはリムーバー使用が推奨されています
『モイストゲルクレンジング』に期待できる効果
上で簡単にまとめた通り、『モイストゲルクレンジング』には次のような効果が期待できます。
- 肌をやわらかくする
- ざらつきやくすみを取り除く
- 角栓、毛穴の黒ずみや開き
- クレンジングによる乾燥を防ぐ
- ニキビや吹き出物が出にくい状態に整える
- 天然精油の癒し効果
毛穴へのアプローチ
毛穴へのアプローチは「皮膚医学にもとづく基本ステップ」という感じです。
- 日常の毛穴詰まりの原因を取り除く
- 黒ずみや開きの原因となる刺激をできるだけ抑える
- 詰まりが進行して硬くなった毛穴周辺の肌をやわらげる
毛穴トラブルの大元は、「毛穴の排出能力と皮脂・汚れのバランスが悪くなること」にあります。その要因を2つに分けてみると、
- 汚れの量を減らす
- 毛穴の排出能力を高める
の2つのアプローチがあります。汚れの量を減らすには、吸着力や溶解力のあるクレンジング剤を使うこと。
そして、毛穴の排出能力は自分の生まれ持ったもの以上に高めることはできませんが、排出能力を妨げてしまっている原因を取り除くことで本来の健康毛穴を目指すことができます。
毛穴の排出能力を妨げる要因としては、
- 必要以上の刺激
- 乾燥
- 紫外線
- ターンオーバーの乱れ
などがあります。これらの要素を取り除く処方が生かされているようなので、地道な毛穴ケアとして向いているアイテムと言えそうです。
毛穴に働きかける成分として、アーチチョーク葉エキス、セイヨウナシ果汁発酵液、ノイバラ果実エキス、エナンチアクロランタ樹皮エキスなども含まれます。
乾燥へのアプローチ
クレンジング剤は潤いをプラスすることはできませんが、
- 潤いのマイナスを減らす
- スキンケアの保湿性を高める肌状態に導く
の働きで乾燥をケアすることはできます。『モイストゲルクレンジング』は、優しい洗浄成分の使用や保湿性の高い成分の配合で潤いのマイナスをできるだけ減らせるような処方に。
また、表面に残る古い角質を優しく取り除くこんにゃくスクラブやグリコール酸の作用により、スキンケア用品の入りやすい肌状態に整えるブースター的な役割も期待できます。
肌荒れ・ニキビ・吹き出物へのアプローチ
ニキビや吹き出物の出やすい肌へのアプローチは、
- 肌を清潔な状態に整える
- 毛穴詰まりをおこす肌の硬化をやわらげる
- 乾燥や刺激を抑える
が基本とされ、それ専用のアイテムではないものの、基本要素はしっかり押さえた処方になっているようです。防腐剤を不使用にする目的と肌の清潔度を高めるために抗菌性のある成分も選ばれています。
ただ、これを使うことで現在進行中のニキビがスッとひくような劇的な効果は期待できません。その原因になっている要素を地道に取り除くことで肌状態を整えていく役割です。
くすみへのアプローチ
こんにゃくスクラブやグリコール酸による角質ケアの作用があるため、くすみへのアプローチ力は高くなっています。ただ、効果が期待できるのは角質や汚れの蓄積によるくすみで、赤みをともなうような敏感性くすみには作用が強すぎる可能性もあります。肌の薄い人は注意しましょう。
美容皮膚科専門医が監修
専門の医師が開発に関わるドクターズコスメ。『リ・ダーマラボ』も皮膚科医が監修したドクターズコスメの1つです。ドクターズコスメだから必ずすべてが優れているというわけではありませんが、このクレンジングのお肌への優しさには、専門医の視点が生かされているようです。
『リ・ダーマラボ』のクレンジングのポイントは、「保湿力のある洗浄成分を使用すること」「皮脂を取りすぎる恐れのあるダブル洗顔がいらないこと」です。これはたしかに、乾燥やエイジング対策には重要なことと思います。
美容皮膚科では、「お肌本来のバリア機能を損なわない」ということがとても重要視されています。
水分や皮脂が十分にあってバリア機能がしっかりしている人ならダブル洗顔もいいかもしれませんが、水分量や皮脂量が少なかったり、そのバランスが崩れて皮脂過剰になってしまったりしている人は、クレンジングや洗顔はできるだけ優しいものが向いています。
そんなドクターの視点で作られているクレンジングは、バリア機能の弱りを気にする人には心強い味方です。
『モイストゲルクレンジング』は美容液でできた肌に優しいクレンジング
最近『美容液クレンジング』とうたっている製品が増えてきていますよね。でも、実際の中身は多種多用。「美容成分を多く含んでいるから」という理由で美容液クレンジングと呼んでいる製品が多いですが、リ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』は洗浄成分も含めて美容液と似たような処方になっているようです。
こちらのクレンジング剤に使われている主な洗浄成分は、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルとオレンジ油。
公式サイトでは「美容液にも含まれる保湿成分のみの洗浄力」と書かれてありますが、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルもオレンジ油も実際に美容液で保湿や乳化などの目的で使用されることがあります。洗浄成分としてもエモリエント成分としても使える成分です。
また、防腐の成分にもユビキノン(コエンザイムQ10)という抗酸化力の高い美容成分を使うという徹底したこだわりのようです。
それに加え、コラーゲンなどの保湿成分、天然保湿因子のアミノ酸、硬くなった角質をやわらげツルツルの肌に導くこんにゃくスクラブやAHA、ニキビや美白への効果を期待したビタミンC誘導体など、数多くの美容成分が配合されています。
クレンジング力がある割に肌へ優しい洗浄成分を使用
クレンジングのネックは、汚れ落ちが優れているほど皮脂を奪い過ぎて乾燥が強くなる傾向があることです。そのネックを解消するには、できるだけ優しい洗浄成分を使用し、保湿成分を配合してお肌を保護しながらクレンジングをすること。
リ・ダーマラボのクレンジングの洗浄成分は「ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル」という成分です。高級脂肪酸のヤシ油脂肪酸と、水性成分のポリエチレングリコールがグリセリンを間に挟んで結合し、植物(ヤシ油)由来でしっとり感の高い洗い上がりに特徴があります。
洗浄力はあるものの比較的お肌に優しく、洗浄成分の中でも非イオン性という一番刺激の低いタイプに分類され、乳液などの乳化剤としても使われるなど、肌に優しめの洗浄成分とされています。
洗い上がりにしっとり感が残る特徴があります。そのため乾燥肌の人にも使いやすいですが、注意しなければいけないのは「しっとり感があってもスキンケアの保湿は手早く行った方が効果的」ということです。
クレンジング剤は油分の汚れをしっかり落とさなければいけないという性質上、どんなに優しい処方になっていたとしてもある程度の皮脂を一緒に奪うことは避けられません。
元々の肌バリア機能の高い普通肌の人なら、その後は自分の皮脂や水分維持の機能が働き肌を守れるのですが、乾燥肌や混合肌の人がそのまま放置していると油分によるフタの役割が不十分になり、肌の水分が急速に失われ、乾燥や過剰皮脂の分泌につながってしまいます。
洗い上がりにしっとり感があるクレンジング剤は「すぐにスキンケアしなくてもいいかな?」と考えてしまいそうになりますが、それは一時的に「しっとりしているように感じる」だけで肌は無防備な状態にあります。クレンジングの効果を十分に生かすためにも、クレンジング後はすぐにスキンケアを行いましょう。
それさえ気をつければ、乾燥肌・乾燥肌の人にも使いやすい処方になっています。
それに加え、オレンジ油由来の油脂溶解力でメイクとのなじみが良くなっているので、穏やかな使い心地のわりにクレンジング力はそれなりにあり、通常のファンデーション、アイメイク、口紅程度なら問題なく落とせるようです。
口コミでも「これ1本で綺麗に落ちる」という書き込みも多く見られます。ただ、ミネラルオイルや強い洗浄成分を使ったものほどのクレンジング力は期待できないので、重ね塗りのマスカラやウォータープルーフのアイテムには、ポイントリムーバーの使用がおすすめです。
肌に優しいコンニャクスクラブ使用
このクレンジングはスクラブタイプ。「スクラブってお肌を傷めるんじゃないの?」と心配になりますよね。敏感肌や乾燥肌の人はスクラブ入りのものを避けている人も多いのではないでしょうか?
ですが、『リ・ダーマラボ』のクレンジングは優しいコンニャクスクラブを使用しています。コンニャクのあのプルプルした感じ…お肌に優しそうです。
コンニャク由来のスクラブが毛穴の奥の汚れも優しくオフ。私自身も敏感肌ですが、個人的にコンニャクスクラブが好きです。肌を傷める感覚はありませんし、肌にプラスαの作用を与えてくれます。
良い方に働けば「肌がすべすべになる」「古い角質やくすみの元が取れる」「肌に適度な刺激を与えて活性化する」などの嬉しい美容効果になりますが、ただ肌の刺激容量を超えたときには「肌が敏感になる」「乾燥や赤みの原因になる」とマイナスの結果に転じてしまうリスクがあります。
保湿成分たっぷりで保湿性がかなり高い
注目したいのが、保湿成分と美容成分の豊富さ!グリセリン、セレブロシド(セラミド様成分)、3つのヒアルロン酸など代表的な高保湿成分に、グルタミン酸、ロイシン、アスパラギン酸などの各種アミノ酸、乳酸菌、肌荒れ防止が期待できるグリチルリチン酸。
そして美白や抗酸化作用に効果の期待できる2種のビタミンC誘導体、皮脂の代用をすると言われるスクワラン、保湿&美容効果の期待される10種以上の植物エキスなどなど、書ききれないほどのものが。
優しい洗浄成分に加え、たっぷりの保湿成分と美容成分で守って洗い上げる。なかなかいい使用感が味わえそうです。
このクレンジング剤には多くのアミノ酸類が含まれており、ヒアルロン酸などの糖類系保湿成分だけの保湿力とは違うアプローチで肌の潤いを奪いにくいよう工夫されていうようです。
アミノ酸で天然保湿因子の働きをサポート
アミノ酸は人間の肌に元々存在し、天然保湿因子の約40パーセントを担っています。その働きはヒアルロン酸などの代表保湿成分の作用とも少し異なり、角質細胞の密着度を高め、肌本来の保水力をサポートします。
複数のアミノ酸を同時に配合することで相乗効果が期待されると言われていますが、このクレンジング剤にはタウリン、リシンHCl、グルタミン酸、グリシン、ロイシンなど、数多くのアミノ酸が配合されています。
また、グリセリンとヒアルロン酸、ヒアルロン酸とアミノ酸類など、組み合わせることで効果的に保湿できる仕組みの成分がバランスよく配合され、「肌本来のバリア機能や保水力」を守りながらクレンジングができるように考えられているようです。
そのような保湿力は、油分に頼った保湿力と異なり脂性状態の肌にも使いやすいメリットがあります。
W洗顔不要でしっかり落とせる!
『モイストゲルクレンジング』は、アンチ・ダブル洗顔派のクレンジング剤で、W洗顔はしたくない人、洗顔後の肌の突っ張りや乾燥の強さが悩みの人に好評です。
こちらはドクターズコスメですが、監修の美容皮膚科医・永井医師によると、「間違った洗顔法での刺激の与え過ぎが肌ダメージを与え、肌悩みや老化を加速させる要因になるケースも」とのこと。実際に美容皮膚科にやってくる患者さんを診た生の感想のようです。
たしかに、必要以上の洗顔の負担が肌のバリア機能を破壊し、肌荒れ、乾燥、毛穴トラブル、過剰皮脂、シワ、くすみ、赤みの原因になってしまうことはよくあります。かと言って、肌にメイクや酸化油分が残ってしまうのも絶対に避けたいところです。
そのため、「肌に優しく、それでいて不要なものはしっかり落とせる処方」にこだわっており、1回のクレンジングで洗顔効果も得られるように工夫がされています。
ただ、別に「W洗顔が肌に悪い」というわけではありません。クレンジング剤の性質によっては、W洗顔をすることで効果が十分に発揮できるようになっていたり、クレンジング剤と洗顔料を分けることで1つ1つのアイテムの刺激を低く抑えられているという場合もあります。
問題になるのは、W洗顔かW洗顔不要かということでなく、『肌状態に合わない「洗い過ぎ」でバリア機能を壊すのが良くない』ということです。
W洗顔不要のクレンジング剤の中には、W洗顔不要にするために強い作用の界面活性剤や油分を多く使っている場合もあります。そういう製品を使ったときは、肌の負担はW洗顔より高くなる可能性もありますし、肌が油分に弱い人だと油分の肌残留がかえって肌荒れを招いてしまうこともあります。
そのようなW洗顔不要クレンジングのメリットは、「肌の負担を減らす」ことではなく、「強い洗浄力でW洗顔の手間を無くす・お手入れのステップを簡単にする」ことにあり、「肌は丈夫で簡単さを重視したい人向け」です。
W洗顔だから必ず肌の負担になる、W洗顔不要だから必ず肌に優しいというわけではないので、注意が必要です。
肌の刺激となる可能性のある成分は不使用
ドクターズコスメは全体的に「可能な限りの無添加」を目指したものが多くなっています。『モイストゲルクレンジング』も、エタノール(アルコール)、パラベン、着色料、合成香料、鉱物油、石油系界面活性剤は不使用。実際に配合全成分を見てみると、たしかに含まれていません。
どのような成分が刺激になりやすいかは人それぞれ違いますが、自分が避けたいと感じるものがある場合には嬉しい処方です。
他の無添加ともちょっと違うなと思うのは、防腐剤はパラベンだけでなく、フェノキシエタノールなどの代替品も不使用になっているところです。その代わり、抗酸化力の高いユビキノンを配合し、他の成分でも抗菌力や抗酸化力に優れた成分を厳選しており、成分そのものの特性で劣化を防げるようなこだわりの無添加処方になっているようです。
まつエクへの使用もOK
まつエクにも使用がOKです。まつエクのグルーが弱いとされる鉱物油は含まれていません。
ただ、こちらはウォータープルーフのマスカラや重ね付けをスルっと溶かすほど強いクレンジング力がなく、毛穴汚れに対応しようと吸着力のある処方になっているため、無理にこれだけで濃いマスカラまでを落とそうとすると負担かもしれません。
とくにまつエクでマスカラもバッチリ!という人は、専用リムーバーの使用をおすすめします。
敏感肌の方への注意点
グリコール酸には肌をやわらげる作用やターンオーバー促進の作用がありますが、これもデリケート肌の人には毎日の使用が向いていないこともあります。
グリコール酸は美容皮膚科でよく使用される成分で、こちらのクレンジング剤は美容皮膚科の専門医が開発しているということなので、極めて安全なレベルの低配合にしてあるのだとは思いますが、「デリケートな肌の人に的をしぼった製品」ではないため、人によっては刺激と感じる可能性もあります。
「敏感肌」というのは曖昧な表現で、「肌質はしっかりしているけど成分に弱い」「アレルギー性が高い」などの人もいれば、「アレルギーというより肌が薄くデリケート」「元々バリア構造が弱い」「角質細胞の働きが弱い」などの人もいます。
グリコール酸はアレルギーリスクは低く成分としての安全性は高いですが、一方で、肌が薄く元々角質層が未熟になりやすい肌質の人が使うと過剰な角質ケアになりがちです。使用の際には肌の状態を見ながら使い、場合によっては毎日ではなくざらつきが気になるとき用にしたり、夜のケアのみにしたり…と臨機応変に対応した方がよさそうです。
最初から刺激や赤みを感じるようなら、グリコール酸などのピーリング成分が入っていないクレンジング剤をおすすめします。
リ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』使用者の口コミ
ここでは、リ・ダーマラボ『モイストゲルクレンジング』の口コミで具体的に上がっている効果実感やデメリットなどをチェックしてみました。
「敏感肌・乾燥肌の私にも使えます!」
クレンジングは使い心地が大切ですよね。どれだけ優れた成分が入っていても、お肌の刺激になってしまうものは避けたいところです。どんなタイプのクレンジングがお肌の刺激になりやすいかは個人差が大きいですが、敏感肌や乾燥肌の人の「使いやすい!」といった口コミは参考になりますね。
『リ・ダーマラボ』のクレンジングは、乾燥肌の人はもちろん、敏感肌やアトピー肌の人からも「刺激にならなかった」という口コミを寄せられています。優しめの使い心地なので、朝の洗顔にも使えるようです。
「こんにゃくスクラブが気持ちいい。肌がツルツルになる」
特徴の1つ、こんにゃくスクラブ。こんにゃくに含まれるガラクトマンナンという糖類に由来した植物性スクラブの一種です。スクラブと言ってもザラザラするスクラブではなく、肌当たりはかなり優しく吸着性によって頑固な汚れや詰まりを絡めるように取り除いてくれます。
使い方のコツとしては、スクラブの粒々がつぶれないよう、肌の上を転がすように優しい力加減で使うことだそうです。それでも肌当たりが気になる場合には、ゲルをたっぷり多めに使うとクッションの役をしてくれ、より優しい使い心地になります。
「豊富な保湿&美容成分でしっとりの洗い上がり」
エイジングケア最大のポイントは、やはり「保湿」と思います。お肌が乾燥している状態だとダメージを受けやすくなるので、年齢を重ねるほどに保湿ケアは重要に。20代以前の若い人でも乾燥肌なら保湿はとても大切です。
クレンジングは油汚れを落とすという目的上、ある程度皮脂が奪われるのは仕方ありませんが、乾燥しがちな人はできるだけ保湿力の高いものを選ぶ方が安心です。
『リ・ダーマラボ』は洗い上がりのしっとり感を評価する口コミが多いので、保湿力の高いクレンジングを探している人は、試す価値があるかもしれません。
「メイク落ちの良さは人それぞれ?」
クレンジングで大切な汚れ落ちの部分。この面に関しては、やはり評価が分かれています。これは、使っているメイクアップ用品によって使用感が大きく異なりそうです。優しい洗浄成分なだけに、「落ちにくいメイク」をしっかりとしている人は、ポイントメイク落としの併用が必要になるかもしれませんね。
ファンデーションやマスカラも、商品によって落としやすさが全然違うので、それぞれのメイク状態に応じ、使用には工夫がいる場合があるかもしれません。軽いメイクの人やちゃんと落とせていると感じる人ならこれ1本で。
しっかりメイクでダブル洗顔を避けたい人は、ふき取り化粧水やイオン吸着のできる美顔器との併用もおすすめです。
「化粧水の浸透が良くなった」
古い角質を取り除き、化粧水の浸透を良くするブースター的な効果も期待できるようです。化粧水が良く浸透するということは、汚れなどがしっかり落ちたということで、クレンジングと洗顔を兼ねた製品には重要な効果ですよね。
ただ、その分クレンジング直後の肌は無防備ということですので、肌は水分や油分の補給を待っています。しっとり感があったとしてもスキンケアのステップには手早く移った方がブースター効果も生かすことができます。
「毛穴の黒ずみが減った」
多くの人が求めているクレンジングへの効果…それが「毛穴の黒ずみ・開き・目立ち」ではないかと思います。『リ・ダーマラボ』は毛穴ケアにもおすすめのクレンジングということで、実際にその効果を実感している人からの口コミも見られます。
毛穴ケアは、肌に与えていた刺激を減らし、保湿成分や美容成分を使い続けることが重要なので「使い続けることでだんだん改善されてきた」というのは、信ぴょう性があると思います。効果実感には個人差があるかと思いますが、毛穴悩みがある人には希望が持てそうな口コミです。
毛穴への効果を実感した人の口コミについては大きく2パターンに分かれているようです。
1つ目は、早い段階で毛穴への変化を感じられたという口コミ。そのケースでは、黒ずみの原因は単純な汚れ詰まりなどによるものと思われます。吸着スクラブや保湿性に配慮した処方が効果的に働きます。
2つ目は、毛穴への変化はまだ感じられないものの、何となく肌状態は良くなってきたと感じているもの。毛穴詰まりが進行し、毛穴の状態そのものが悪化しているとクレンジング剤での即効性は難しいと思われます。けれど、『モイストゲルクレンジング』を使い続けることで、
- 頑固な詰まりを促進するの毛穴の角化を緩和する
- 刺激の強さによる色素沈着や皮脂過剰を防ぐ
などの効果は期待され、長い目で見た毛穴の変化が期待できるかもしれません。
黒ずみや開きの状態は非常に個人差が大きいです。頑固に年季の入った黒ずみやダメージによる開きをすぐに無くそうと頑張ると、かえって悪化してしまう恐れがあります。
まずは肌に合ったクレンジング剤や洗顔法を見直し、「毛穴への即効性」より、「肌状態が安定するかどうか」をポイントにクレンジング選びをするのがいいかと思います。
『モイストゲルクレンジング』は悪化した毛穴状態を改善するために、硬化した毛穴をやわらげる成分を使い、日常の汚れには優しくアプローチするようにされています。使用感が肌自体に合っていると感じ、コスパに問題がない人は使い続けてみる価値はありそうです。
「ニキビや吹き出物が出にくくなり肌が安定した」
『モイストゲルクレンジング』を使って肌状態が安定し、ニキビや吹き出物が出にくくなったという口コミも見られます。肌を清潔に保ち、自分の肌状態に合った洗浄力のクレンジング・洗顔で洗うことはニキビや吹き出物のケアに不可欠ですよね。
肌の安定を目指して開発されたドクターズコスメですので、その働きが期待できるようです。
ただ、ニキビや吹き出物の原因や状態は様々です。中には「吹き出物が増えた」の口コミもありましたので、肌状態を見ながら使用しましょう。
「継続使用で肌状態が悪化?」
『モイストゲルクレンジング』の口コミは全体で見ると評価が高いようですが、肌に合わないという口コミも見られます。中でもいくつか見られたのは、「初めは使用感が良くて気に入ったのに、だんだん肌荒れするようになってきた」というものです。
これは明確な理由が判断できないのであくまでも想像ですが、おそらくスクラブやピーリング作用が毎日では厳しい肌質なのではないかと思われます。
上にも書いた通り、いくら優しめの処方になっていたとしても、元々角質の薄く弱いタイプの人には毎日のスクラブケアやピーリングケアは負担と思います。肌状態に合わせた頻度での使用がおすすめです。
その場合、このクレンジング剤を使う以外の日にはスクラブやピーリング作用のある成分(グリコール酸、フルーツ酸、酵素など)の入っていないタイプを選びましょう。角質除去作用のあるふき取り化粧水との併用も控えた方がいいと思います。
リ・ダーマラボのクレンジング『モイストゲルクレンジング』まとめ
美容皮膚科医監修ということで、ドクターズコスメらしいこだわりが特徴のリ・ダーマラボの美容液クレンジング『モイストゲルクレンジング』。
角質ケアが向いていない肌質の人には注意が必要ですが、それ以外は幅広い肌質に対応しています。W洗顔が苦手な人、毛穴や肌荒れなどのトラブルがおきやすい人、肌を安定してキープしたい人などに好評です。
通常価格は1本2,848円と、決して安くはありませんが、初めて購入する方は今だけもう1本もらえるそうです。公式サイトからのみで先着順とのことなので、試してみたい方は早めにチェックしてみて下さい。
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