しっとりナチュラルな使用感のRMK(ルミコ)のクレンジングは3タイプ。それに加えて落ちやすさに定評のあるポイントリムーバーは口コミでも人気です。
この記事では、バーム、オイル、ミルク、ポイントリムーバー、この4種類それぞれの特徴や使用感などの口コミを比較してまとめてみました。クレンジング選び中の方はチェックしてみてください♪
RMK(ルミコ)のクレンジング概要
RMKのアイテムはどれも香りに特徴がありますが、クレンジングもやっぱり香りが好評。タイプとしては3つに分かれ、現在はバーム、オイル、ミルクが発売されています。あとはポイント専用のリムーバーがあります。
価格帯は税抜き3,000円~3,200円(リムーバーは2,000円)ほどで、デパートコスメの中では比較的手の出やすい中間層になっています。
全体の特徴は、クレンジング成分の代表ミネラルオイルを使わず、合成も含め植物由来のオイルや天然オイルが中心になっていること。保湿性を高めてあること。そして、それぞれのタイプのイメージに合わせた香りやカラーが工夫されていることです。
- しっとり系のとろけるバームタイプは、優しいローズブーケの香り。
- 植物由来100%オイルでスッキリ落とせるオイルタイプは爽やかなシトラスミントの香り。
- マイルドな使用感のミルクタイプは甘いバニラオレンジの香り。
気分や目的に応じて使い分けるのも楽しそう。
口コミでも香りが好きという声は多いですが、もちろんそれはクレンジングとしての機能がしっかりしていてこそですよね。RMKのクレンジングは、エモリエント性の高いオイルをメインに使ったマイルド系。クレンジング力の高いオイルタイプでも保湿性が高く、全体を通して乾燥のしにくさ、突っ張りの無さ、使用感の優しさなどが高く評価されている感じです。
無添加や無香料にこだわる人には向かないと思いますが、香りやカラーも含めクレンジングに楽しい要素をプラスしたという人には嬉しいアイテム。現在発売中の4つそれぞれの特徴や口コミ傾向はどうなっているでしょうか?
『モイスト クレンジングバーム』の概要
クレンジング後の乾燥が気になるという人に好評なタイプがこちら。肌の上でバターのように溶けるバームタイプです。これにはシアバターやマンゴー種子バター、アボカドオイルなども含まれているので、体温でとろければ本当にリッチで良質なバターのようななめらか質感が味わえます。
『モイスト クレンジングバーム』は、こんな人におすすめ
こちらはVOCEや美的のベストクレンジング大賞も受けている人気の1品。しっかりメイクを落としたいけど保湿性にこだわりたいとき、心地よい香りや質感のクレンジングを求めるとき、使ってみたい製品です。
バームクレンジングの中でもけっこう濃厚な方だと思うので、皮脂の増える夏場より、乾燥が気になり始める秋口からの使用に向いていそうです。年中皮脂が少なく乾燥しているという人は、夏場でももちろんOKです。オイルのクレンジング力は欲しいけど、サラッとしたオイルでは乾燥を感じてしまうという人に使いやすいタイプです。
香りはふんわり香るローズブーケ。ピンク色の見た目も可愛いです。香り+色+質感のトリプル癒し効果のクレンジングで思わず口元が緩んでしまうかも。表情がリラックスすると、肌の緊張も解けてクレンジング効果もアップします。癒しの要素を加えたいとき、香り付きのコスメが好きな人におすすめです。
使い方のポイントは、少し多めかな~と思うくらいの量(マスカット粒大ほど)を乾いた手の平で温めるようにやわらげ、指先3本を使ってメイクと優しくなじませます。全体がオイル状に変化するまでクルクルと指を滑らせた後、手を少し濡らして顔全体をなで、ぬるま湯で十分に洗い流します。
『モイスト クレンジングバーム』の配合成分
バームタイプは配合だけで見るとほぼオイルタイプと同じです。このタイプの中には水が加わってクリームに近いもののありますが、こちらはしっかりとオイルのクレンジング力がキープされたタイプのようで、それなりに高いクレンジング力が期待されます。
そのわりに、使用感はしっとり系。使用のオイルは比較的マイルドなパルミチン酸エチルヘキシルと保湿性の高いトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルと、肌を保護するために膜を張るような性質のオイルがいくつか入り、クレンジング時の乾燥や刺激から守るようになっています。
アボカドオイル、シアバター、スクワラン、マンゴーバターの天然オイルもプラスされているため、さらにしっとり感が高まっているようです。
『モイスト クレンジングバーム』の使用者の口コミ
口コミサイトや商品レビューではどんなものが多いでしょうか?口コミの傾向や比較的よく見られるコメントを調べてみました。(引用の口コミは内容を要約抜粋しています)
クレンジング後の方がしっとり
口コミでは保湿性に対する評価が高いです。しっとり感を求める人には良さそうですね。バームクレンジングは全体にしっとり系が多いですが、こちらはエモリエント性のあるエステルオイルがベースで、保護力・保湿性の油性成分も多く配合。プラスの天然オイルもシアバターやマンゴーバターなどこってりしたものが入っているため、乾燥対策には良さそうです。
メイク落ちや毛穴汚れ落ちもいい
このバームはしっとり系なので、普段クリームを使っている人はあまり違和感なく使えそうです。クリーム系と同じで保湿性があり、クレンジング力や毛穴の汚れに対してもそれなりに高い力を持つバームクレンジング。
クレンジング力と保湿性を両立させたいときに試してみたいですよね。あとは香りがいいと書いている人も多いです。香りは好みが分かれるので「香りは無い方がいい」という口コミもありますが、おおむね好評のようです。
低い評価の口コミでは…
色んな女性誌で賞を受けているだけのことはあって、口コミでの評価も高いものが多いのですが、低い評価の口コミは「ぬるぬるする」「スッキリ感がない」というものが中心になっています。しっとり感を評価する声が多い分、スッキリ感を求める人には使いにくい面があるようです。
あと、バームですがクリームのように洗い流す前に少量の水で乳化させる手間があること、水ではスッキリ落ちにくくぬるま湯の方がいいこと、W洗顔が必要なタイプであることなどもあげられています。スッキリ感や便利さを求めたいときは、完全オイルタイプの『スムース クレンジングオイル』の方が使いやすそうです。
『スムース クレンジングオイル』の概要
植物性スクワランが中心になり、数種の天然オイルもブレンドされた保湿力の高いオイルクレンジングです。しっかりとしたクレンジング力を持ちながら、洗い上がりはしっとりやわらか。天然由来の角質柔和や角栓溶解の作用も働き、メイクだけでなく古い角質や毛穴の角栓への効果も期待できます。
テクスチャーはサラッとしていてなじみやすく、しっとり感を残しながらもべたつきの無い心地良さが売りになっています。
『スムース クレンジングオイル』は、こんな人におすすめ
こちらは濡れた手でも使えるタイプなので、お風呂場での使用もOKです。香りは爽やかなシトラスミントで、肌も心もすっきりクリアにリフレッシュ。角栓や古い角質への作用を持つ天然オイルも使用されていて、素早く濃いメイクを落としたいとき、古い角質のゴワゴワや毛穴汚れが気になるときに選びたい製品です。
そんなクレンジング力の高さのわりに、選ばれているオイルが全体に皮脂と近い性質を持つ種類なので突っ張りや刺激を感じづらく、乾燥肌や敏感肌の人にも比較的使いやすくなっているようです。ただ、肌がかなりデリケートな人には連続使用が厳しいかもしれません。
集中的な毛穴や角質ケアをしたいなってときは、別売り専用コットンを使ったスペシャルケアもできます。専用コットンは、表がなめらかな生成り面、裏がやさしいメッシュ生地になっていて、効果的なふき取りケアができる仕様に。
方法は簡単で、普通に手でメイクと軽くなじませた後、水を含ませ軽くしぼったコットンの表(生成り面)で気になる部分をすべらせるようにマッサージします。これで毛穴のザラつきや角質がやわらかくなるので、今度はその部分をコットンの裏(メッシュ面)を使って優しくふき取ります。最後は全体をぬるま湯で流してスッキリ。ザラツキやゴワゴワ感が取れてすべすべとした肌の質感が体感できます。
『スムース クレンジングオイル』の配合成分
スクワランが配合されたオイルタイプは珍しくないですが、こちらは成分表示のトップがスクワランになっています。つまり含有量が一番多いんです。さらに、多く流通しているサメの肝油由来のものではなく、サトウキビ由来の植物性スクワランを使用。
人間の皮脂にもっとも近く保護力もあり、サラッとしたクセの無さや低刺激性が特徴のスクワラン。そんなスクワランメインのおかげか、サラッとしながら肌当たりの優しいオイルに仕上がっているようです。
サブのオイルには、ヤシ油などに由来したトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソセチル。こちらも人間の皮脂に近い構成で、低刺激性やエモリエント性のある優しい使用感の合成オイルです。クレンジング力をキープしながら、メイクとともに皮脂まで奪ってしまう脱脂を低める作用を合わせ持ちます。
そして、クレンジングにプラスの効果を与えてくれる天然オイルも数種ブレンド。天然の乳化作用を持つオリーブオイル、古い角質を優しくやわらげてくれるオレンジ果皮オイルやキャロットオイル、肌に必要な脂質を与えるサンフラワーオイルやホホバオイルなどが含まれています。
『スムース クレンジングオイル』の使用者の口コミ
詰まり角栓がポロポロ
メイク落ちの良さ、古い角質や角栓が取れやすいこと、香りがいいこと、オイルクレンジングのわりに突っ張りがないことを評価した口コミが多いようです。植物由来オイル100%の優しい使用感でありながら、しっかりとしたクレンジング力を感じるところに高い評価を寄せた口コミが見られます。
濃いメイクや肌のくすみもスッキリ
クレンジングの基本機能もしっかり。メイク落ちに関しては辛口な人も合格点を出している口コミが中心になっています。特別に高いクレンジング力というわけでは無さそうですが、RMKのメイク用品でフルメイクをしても落とせるくらいの力はあるようです。
低い評価の口コミでは…
全体に好評な口コミが多いのですが、肌の弱い人からは「使い続けると肌が荒れた」「何となく刺激を感じる」の口コミがありました。
こちらは植物性スクワランや保湿性の高いオイルが中心で、乾燥肌や敏感肌の人にも使いやすいと思いますが、肌の薄いデリケート肌の人が連続使用するのがちょっと厳しいこともありそうです。角質や角栓への効果を高めようとすると、肌が普通よりデリケートな人にはどうしても厳しい面がありますよね。あと、オリーブオイルやオレンジ果皮オイルには稀にアレルギーを持つ人がいるようです。
あとは、「もう少しサッパリした方がいい」の口コミもあって、保湿性の高さが逆に合わないと感じた人もいるようです。
『クリア クレンジングミルク』の概要
肌への優しさを重視したい人やナチュラルメイク派の人に。RMKで一番マイルドなクレンジングが『クリア クレンジングミルク』です。ミルクの中でもかなりゆるいテクスチャーで、みずみずしさが特徴。ヌルつきやべたつきが苦手な人にも好評です。
『クリア クレンジングミルク』は、こんな人におすすめ
肌へのマイルドさがミルクタイプ全般の特徴ですが、このミルクはその中でもテクスチャーがサラリとしていて肌への摩擦やクレンジング負担は少ないタイプです。
その分クレンジング力が弱く濃いメイクには対応できませんが、乾燥が気になるとき、肌を労わりたいとき、ナチュラルメイクのときの使用に向いています。また古い角質をやわらげて落とし、なめらかな肌へ洗い上げます。香りは甘いオレンジバニラの香り。
ただ、成分にエタノール(エチルアルコール)が比較的多く含まれるため、エタノール過敏症の人は避けた方が無難と思います。
こちらはふき取りもできるタイプ。乾いた手で使うのでお風呂場で使えないのが残念ですが、その代わりリビングで使うことが可能です。入浴前にゆったりなじませやわらかなティッシュでオフ。後はお風呂場で洗顔をするだけ。そんな使い方ができるようになっています。
『クリア クレンジングミルク』の配合成分
ミルククレンジングは、ベースが水でオイルが混合されています。水がベースならミルク、オイルの方がベースならクリームと分けられますが、その比率によって同じミルクでも限りなくクリームに近いものから、サラサラしたテクスチャーのものまで様々になります。
こちらはベースが水と保湿成分のグリセリン・DPGになっていて保湿性がかなり高めてあり、テクスチャーはサラっと系。特別に強い界面活性剤が使われているわけでもないので、クレンジング力はミルクの中でも弱めと思われます。
その分乾燥はしにくく、保湿成分に植物性スクワラン、オリーブオイル、乳酸菌エキス、ローズマリーエキスなどが入っていてしっとり感が高めてあります。マイルドに角質をやわらげるキウイエキスやアンズ果汁も入っています。
『クリア クレンジングミルク』の使用者の口コミ
突っ張らず透明感が出る
口コミの良い評価には、使用感がマイルドで乾燥しにくいこと、肌に透明感が出ることなどがあがっています。クレンジング力をあまり必要とせず、角質ケアもマイルドにやりたい人には使いやすいと思います。
ナチュラルメイクに。香りも◎
RMKのクレンジングには必ず香りのファンが。好みはあると思いますが、たしかにどれもいい香りですよね。ただ、このタイプはエタノールや乳酸菌エキスの香りが加わっているので一番好みは分かれやすいようです。甘酸っぱいヨーグルトのような香りにも感じるし、エタノールに敏感な人はその香りを強く感じることもあるかもしれません。
低い評価の口コミでは…
口コミ評価だけで見ると、この記事で紹介している4つの中では『クリア クレンジングミルク』が一番低い印象です。ミルクタイプはどうしても評価が低くなりがちですよね…。クレンジング力が弱いのがミルクの特徴なので仕方がない面もあると思います。
とくにデパコスを選ぶ人は基本しっかりとしたメイクを好む人が多いだろうし、その中でクレンジング力が弱いと使いづらい製品になってしまいそう。同じミルクでも人気の高いカバーマークなんかはミルクとは言えかなりしっかりとした作りになっていて、それなりに落とせるメイクの範囲が広いのが人気の秘訣になっているようです。
普段のメイクがかなり薄い人ならこれでも悪くなさそうですが、かなりメイクが薄い人はRMKをあえて選ぶ機会は少ないかも…。この製品は2016年発売の比較的新しい製品なので、これから改良・リニューアルがされるかもしれないですね。
『ポイントメイクアップリムーバー』の概要
ウォータープルーフのマスカラを一瞬でオフ。2層タイプのポイントメイク専用リムーバーです。こちらはリニューアルされて、クレンジング力と保湿力が従来品よりアップしました。クレンジング力に関しては定評があり、そのわりに目元が乾燥せずに使いやすいと好評です。
そして、2層の上部分が水色で、見た目にとっても可愛い!ボトルのデザインもおしゃれなので、とくに必要がなくても無駄に欲しくなってしまう1品です。
『ポイントメイクアップリムーバー』は、こんな人におすすめ
まずは見た目の可愛さに惹かれてしまう『ポイントメイクアップリムーバー』ですが、機能の方もしっかりとしています。2層式なので振ってから使う手間はあるものの、その分肌への負担の低さとクレンジング力を両立させることが可能に。
2層が水色と透明で色が分かれるため、使用時にきちんと混じっているかどうかが分かりやすいのもメリットです。
『ポイントメイクアップリムーバー』の配合成分
こちらには、メイク落としと同時にまつ毛へツヤを与えるパンテノールやシルクエキスも配合され、トリートメント効果がプラスされています。クレンジング成分にはしっかりとしたポイントメイク向けオイル成分が使用されていますが、保湿性の高いものを複数ブレンドしてあるため乾燥や突っ張りの無い仕上がりになっているようです。
『ポイントメイクアップリムーバー』の使用者口コミ
しっかり落とせるのに低刺激
口コミサイトでもなかなか好評ですし、美容マニアの人の情報交換サイトでも、「RMKのは落ちがいいし使いやすい」という書き込みが。目元はデリケートな分だけ、ポイントリムーバーでサッと落としてあげる方が負担は軽く済みそうですよね。目にしみないというのも大きなポイントかと思います。
某ポイントリムーバーで「目にしみる」の口コミが多発し、その後製品がリニューアルされた流れも…。(※口コミには無いものの、個人差はあるのでしみる可能性・肌に合わない可能性もあります。ご注意ください)
こすらず落とせる
ポイントメイク落としはとにかく「こすらず落とせるか」がポイントですよね。こちらはその面も好評のようです。
低い評価の口コミでは…
私が見た範囲では、この製品自体を悪く書いている口コミはとくに見当たりませんでした。低い評価の口コミは、他社との比較で好みじゃないというものや、もう少し安い製品でもそう使用感が変わらなかったなどの理由でした。
RMKのクレンジングまとめ
RMKのクレンジングは、しっとりバーム、植物系オイル、マイルドミルクの3タイプ。それに加えて共通で使えるポイントリムーバーは口コミでも人気の製品です。
比較してみると香りも使用感もそれぞれに特徴が違うので、香りつきクレンジングが好きな人や、使用感の良いポイントメイク落としを探している人はチェックしてみてください♪
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