初期エイジングケアが中心の資生堂『エリクシール シュペリエル』のクレンジングは『ハリツヤのある肌の質感を大切に』がコンセプトに。ラインに合わせたタイプ、ジェル、クリーム、オイル、ふき取りローションが揃っています。
この記事では、『エリクシール シュペリエル』のクレンジング4タイプそれぞれの特徴を、使用者の口コミも含めてまとめています。エイジングケアがしたい人、ツヤハリ肌を目指す人はチェックしてみてください♪
資生堂『エリクシール シュペリエル』のクレンジング概要
資生堂の初期エイジングケアブランドの「エリクシール」。エイジングケア中心のシュペリエルと、エイジング+美白ラインのホワイトの2本立て。クレンジングもそれぞれに設定されています。今回はそのうち「シュペリエル」について紹介していきます。
シュペリエルはフランス語で「上級の」の意味を持ちます。忙しい毎日の中で肌の変化を感じ始めた女性に美しく歳を重ねてほしい。そんな願いがこめられているんです。
エリクシール シュペリエルのクレンジングは4種。
- さっぱりしながら潤いを守るジェル
- なめらかなクリーム
- まつエクOKのオイル
- ふき取り用のローション
から選べます。
ハリツヤ肌を目指すラインコンセプトに合わせ、全種類にコラーゲンやエラスチンを配合。多機能なクレンジングというよりはクレンジングによる乾燥や肌のしぼみを防ぎ、肌のハリツヤを守り高めることが重視されています。
香りは全製品がスキンケアと共通のアクアフローラルの香り。基本どのタイプも使用後の洗顔が推奨されたW洗顔用になっています。
エリクシール シュペリエル『メーククレンジングジェル N』
マイルドな使い心地が人気のジェルタイプ。なめらかなジェルが肌に密着したメイクを絡めとり、肌をやわらげながら優しく落とします。洗い上がりはサッパリとしているけれどみずみずしい。潤いながらサラッとした肌に仕上げてくれます。
伸ばしやすいやわらかなジェルタイプ
伸ばしやすいやわらかなジェルで、肌に負担を与えずなじませることができます。オイルやクリームの重たさが苦手な人、マイルドな使用感のクレンジングを求める人、オイルタイプで乾燥が気になったときなどに試してみたいタイプです。
濡れた手でも使えるので入浴時の使用もOK。使いやすさとマイルドさを重視したいときに向いています。
配合成分と使用について
このジェルは完全に水性というわけでなく、保護性やエモリエント性のオイルも配合されています。そのためジェルの中ではやわらかで、メイクとのなじみも良い方。ウォータープルーフでなければアイメイクも落とせるようです。
アレルギーテスト済みで肌に刺激を与えない配慮はされていますが、注意点としてはエタノールがそれなりに配合されていること。エタノール過敏症の人は注意してください。
入浴中の使用も大丈夫ですが、しっかりなじませたいときは水気を切ってからの方がクレンジング力が高まります。
『メーククレンジングジェル N』使用者の口コミ
こちらでは、実際に使った方の口コミの中から比較的よく見られるものを要約引用して、その傾向を調べてみました。どんなコメントが多いでしょうか?(引用の口コミは口コミサイトや商品レビューを参考にしています。使用感には個人差があるのでご了承ください)
なじませやすく突っ張りがない
口コミを見ていると「突っ張りが無い」「乾燥を感じない」の評価はとても多いです。ジェルでもけっこう乾燥しやすいタイプもあるので、突っ張りや乾燥を気にしてジェルを探している人には良さそうです。
ですが、バリア機能が弱く皮脂が少なく乾燥しやすい肌の人には、完全オイルフリーのジェルやリキッドより適度な油分が入ったジェルの方が使いやすいときがあるかもしれません。
ジェルとしてはクレンジング力のある方
メイク落ちに関してはジェルの中ではクレンジング力がある方と感じた人が多いのかなという感じです。ただ、ウォータープルーフには対応できないので、そのときは専用リムーバーが必要に。
お湯で落とせるフィルムタイプのマスカラなら大丈夫のようです。ただ、濃いメイクになると落としにくいの口コミもあるので、ナチュラルメイクの人向けかなと思います。
肌がふっくらやわらかくなる
これにはエモリエント性のオイルやコラーゲン、エラスチンなどの保湿成分も配合され、潤いを守りながら優しく肌をやわらげてくれます。洗い上がりはべたつかないけどしっとりやわらかに。
保湿性のあるジェルクレンジングの肌当たりって気持ちがいいですよね。ジェルがやわらかいのも使いやすくて肌に摩擦を与えないので高評価のポイントになっているようです。
低い評価の口コミでは…
口コミの高評価ポイントは、突っ張りが無い、乾燥しない、やわらかなジェルでなじませやすい、ジェルとしてはクレンジング力が高いなどです。
一方、低評価の口コミでは、「エタノールの匂いが気になる」、「冬場に使うと冷たく伸びが悪い」、「クレンジング力に不満」など…。エタノールはジェルのなじみや浸透を良くしてクレンジング力を高めるメリットがありますが、苦手な人は苦手ですよね。エタノールの匂いや成分に敏感な人には向かなさそうです。
エリクシール シュペリエル『メーククレンジングクリーム N』
乾燥をしっかり防ぎたいときは…コクのあるクリームクレンジングを。こちらのクリームは濃厚なテクスチャーで毛穴や細かな部分の汚れもしっかりとオフ。使用後の肌は透明感のあるなめらかさでしっとり。クレンジングによる乾燥や肌のしぼみが気になるときに試してみたいアイテムです。
マッサージクレンジングができる!
便利さではオイルやジェルが使いやすいですが、肌のハリの無さが気になるときにはやっぱりクリーム。
なじませるのに少し時間がかかる手間はありますが、ハリの無さ、乾燥によるくすみやキメの荒れ、乾燥による毛穴の目立ちなどの対策にはクリームタイプが一番です。エリクシールの愛用者の人も、夏はジェル、冬はクリームと使い分けている人は多いようです。
配合成分と使用について
この製品はミネラルオイルベースのスタンダードなクリームで、保護力のあるワセリンも使用。
使用のコツは少し多めに感じるくらいの量を使い、指に力を入れずていねいになじませます。メイクが浮いて指先が軽くなるまでなじませたら、ふき取るかぬるま湯で洗い流します。洗い流すときは、少量のぬるま湯を顔全体になじませてから本格的に洗い流すと落ちやすくなります。
『メーククレンジングクリーム N』使用者の口コミ
乾燥が改善した
口コミでは乾燥対策に良好というコメントが多いです。日中の乾燥が気になるときは、スキンケアよりクレンジングを見直した方が早いときもありますよね。
クレンジングの時点で水分や皮脂が奪われすぎているとスキンケアの保湿効果も半減してしまいます。このクリームは皮脂を奪い過ぎないだけでなく、クレンジング中の水分の蒸発を防ぎ、油膜を残して後の洗顔での乾燥も防いでくれるようです。
お肌モチモチ
モチ肌感を期待したいなら、やっぱりクリーム。オイルやジェルに比べると少し手間に感じる面もありますが、肌の調子がさえず強張ってるときにはクリームでゆったりクレンジング。良さそうです。
肌が明るくなった
「肌が明るくなった」の口コミもいくつか見られました。このクリームは特別に角質ケアや美白ケアをするタイプではありませんが、エモリエント性のあるオイルで肌の古い角質がやわらいだり、乾燥が防げることでくすみが気にならなくなったりすることはありそうです。マッサージによる効果もありそうですね。
低い評価の口コミでは…
これの口コミの高評価ポイントは、乾燥対策ができること、高保湿なこと、肌がしっとりモチモチになることなどがあげられています。一方低い評価の口コミでは、「油膜感が気になる」、「手間がかかる」、「なじませにくい」などがあります。
高保湿の分だけ、油膜感が苦手な人には向かなさそうです。きめ細やかななめらかクリームというより、保護力の高い油分で守って洗うような質感で、好みは分かれるかもしれません。
エリクシール シュペリエル『メーククレンジングオイル N』
まつエクにも使用ができるしっとり系。ややとろみのあるテクスチャーで濃いメイクもしっかり絡め、毛穴やキメの間に入った汚れも浮かして落とします。濡れた手でも使えるので入浴中でも大丈夫。
シリーズの中で一番手軽で便利、クレンジング力も高いタイプです。
濃いメイクを手早く落としたいときにおすすめ!
クレンジングに手早さを求めるならやっぱりこれが一番。
- クレンジング力が高くウォータープルーフ対応
- まつエク(一般的なシアノアクリレート系グルー使用)OK
- 濡れた手OK
テクスチャーは重くはないですがややとろみがあり、垂れてなじませにくいこともありません。摩擦も無く使えるのでオイルにしては優しい使用感になっています。濃いメイクを手早く落としたいときに便利なタイプです。
配合成分と使用について
ベースは定番のミネラルオイルでクレンジング力はしっかり。クセが少なく使いやすいスタンダードなオイルです。
ただ、なじませる時間が長くなるほど皮脂が奪われやすくなるので、手早く1~2分程度で洗い流すようにしましょう。濡れた手でも使えるタイプですが、クレンジング力をより高めたいときは乾いた状態での使用がおすすめです。
『メーククレンジングオイル N』使用者の口コミ
使用感◎バランスが良い
使用感は全体に好評のものが多いです。テクスチャー、クレンジング力、洗い上がりなどのバランスが良く、「使いやすい」と感じた人が多いようです。
刺激なく小鼻の汚れもスッキリ
「刺激を感じない」の口コミもけっこう多いです。敏感肌の程度や状態によって個人差はあると思いますが、比較的肌当たりの優しいオイルという印象です。
アレルギーテスト済みの製品でもあります。ただ、特別に敏感肌対応というわけではないし、すべての人に合うわけではないと思うので、肌の敏感な人は注意してお試ししてください。
オイルのわりに乾燥しない
これには「オイルのわりに乾燥しない」と書いた口コミもけっこう多いです。このブランドはエイジングケアが中心なので、オイルタイプでも乾燥を防ぐことが重視されているようです。
クリームやミルク、ジェルなどと併用し、濃いメイクのときや皮脂がたくさん出たとき用にオイルを使うのも良さそうですよね。
ただ個人差が大きいようで、20代の人でも「乾燥する」と書いた口コミが見られます。元々皮脂の出にくい乾燥肌の人だとちょっと厳しいかもしれません。
低い評価の口コミでは…
口コミは安定して「落ちが良く使いやすい」という評価が多いのですが、低評価であがっているのは乾燥肌の人からの「乾燥が気になる」というものです。保湿性が高めてあるものの、クレンジング力がしっかりしている分だけやはり乾燥肌の人には使いにくい面があるのかもしれません。メイクが薄い人にもあまり向いていないと思います。
エリクシール シュペリエル『メーククレンジングローション N』
みずみずしいテクスチャーでコットンになじみ、キメや毛穴の汚れも優しくふき取るローションタイプです。
使い勝手の良いふき取りローションタイプ
「今日はもう疲れた~、メイク落とすのが面倒~。」というときに便利なふき取りローション。部屋に置いておけばくつろぎながらサッとクレンジングが済ませられます。化粧直しのときにも便利ですよね。こちらで軽くふき取った後、ミルクやメイクも落とせる洗顔料など低いクレンジング力の製品で仕上げる方法もあります。
毎日ふき取りのものだけっていうのはちょっと不便だし不安ですが、サブのクレンジングとしては重宝します。他の洗い流しのタイプと併用して1つ備えておくとクレンジングライフがより快適に。
保湿性の高いタイプなので、乾燥が気になる人にもおすすめです。コットンにたっぷり含ませて使えば保湿後のような仕上がりに。
使用感と配合成分
コラーゲンやエラスチンも入った保湿化粧水のようなタイプ。肌の潤いをしっかりと守りながらメイクを落とします。
クレンジング力はそれほど高くなく、マイルドで保湿性が重視されています。その分ウォータープルーフに対応が難しく、ウォータープルーフを使っているときは専用リムーバーの使用がおすすめです。
肌当たりは優しい方だと思いますが、1つ注意点はこちらにもエタノールがそれなりの量入っているようです。ふき取り化粧水の場合はとくにエタノールが重要な働きをするようですが、エタノール過敏症の人は注意してください。
最近はエタノールフリーのふき取りローションも増えてきているので、エタノールが苦手な人はそちらから探した方が安心と思います。
『メーククレンジングローション N』使用者の口コミ
化粧水をつけた後みたい
ふき取りローションにも色んなタイプがありますが、これは特に保湿力が評価されています。保湿成分が高配合でコラーゲンやエラスチンも入っているので、高保湿化粧水のような使用感。
乾燥の気になる人にも使いやすそうです。シートタイプが苦手という人も、コットンに含ませる量で調整ができるのでおすすめです。
プレクレンジングに使って負担を軽減
洗い流しのクレンジングでマイルドタイプを使っていたり、いつもよりメイクが濃いときのプレクレンジングとしても便利です。逆に、洗い流しタイプで残った分をふき取る仕上げ用としてもいいですね。
ふき取りローションは色んな使い方ができて便利ですよね。とくに高保湿なタイプのものは使える幅が広くて重宝します。
ファンデーションがスルっと落ちる
すぐにクレンジングができないときに便利なふき取りローション。これはクレンジング力がそれなりに高いわりに乾燥もせず…と評価している人が多いようです。
低い評価の口コミでは…
高評価ポイントは、保湿性があること、落としやすいこと。一方低い評価の口コミでは、「肌荒れしているときにエタノールがしみた」、「コットンを何枚か使うし量がいるのでコスパが悪い」など…。
ふき取りローションは肌当たりをマイルドにすると、どうしてもコスパは悪くなりがちですよね。これだけを毎日のクレンジングとして使うのはコスパの面でも難しそうです。
あと、「ウォータープルーフに対応できない」のもマイナス評価のポイントになっています。がっつり落とせるふき取りを求める人より、保湿性やマイルドさを求める人向けという感じです。
資生堂『エリクシール シュペリエル』のクレンジングまとめ
資生堂「エリクシール シュペリエル」のクレンジングは『ハリツヤのある肌の質感を大切に』がコンセプト。
多機能というよりクレンジングによる乾燥を防ぎ、ハリツヤのある肌を守ることに重点が置かれています。ハリツヤのある肌を目指す人はチェックしてみてください♪
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